POOLOをきっかけに、あこがれの移住を決断!夢を追う仲間と豊かさに出会えた8ヶ月。【卒業生インタビュー】
今回のメンバーインタビューは、 POOLO(TABIPPO運営のニューノーマルトラベラー」が育つ学校) で3期生OBのフォトグラファー菅野亮さん(以下、りょーちんさん)にお話を聞きました。
インタビューテーマはPOOLOに参加した理由や、8ヶ月間での思い出、人生の変化について。
りょーちんさんにとってPOOLOとは、「人生の挑戦を後押ししてくれた存在であり、自分探しの旅のようなもの」だとお話ししてくれました。
POOLOへ参加した理由は、夢を叶えるきっかけづくり
ー早速ですが、POOLOへの参加を決めた理由ときっかけをお聞かせください。
はい。参加した理由は、POOLOでの学びが、旅に関わる仕事をする上で大きなヒントになると思ったからです。
まず、POOLOを運営するTABIPPOとは、2015年のフィリピン留学のイベントで出会いました。その後は2020年に、世界一周ゼミに13期として参加したり、コーチングの仕事を機にPOOLO1期生とつながったり…
いろいろな人のお話から、ずっとTABIPPOに関心がありました。
ライフコーチとして仕事をする中で、「自分の使命は、だれかの夢を応援することだ」と直感。夢に向かってがんばる人たちが集まれる、社会的にも価値のあるゲストハウスやカフェを作ることが夢になりました。
具体的に考えるなかで、「町おこし」「地域創生」「SDGs」という言葉に興味を持ちました。
しかし、言葉の意味も知らず、何から勉強をすればよいか迷っていた時、POOLOではそれらを学べると知りました。自分の夢の実現に向けて大きなヒントになると思い、POOLOへ参加を決めました。
夢がなくても大丈夫。
ー「メンバーの熱量が高い」という前評判から、「今は夢がないけど大丈夫かな…」と悩む人もいると思います。実際には、どんな雰囲気でしたか?
メンバーは明確な夢がある人、なんとなくやりたいことがある人、これから探したい人、チーム※の中では仕事も価値観も様々でした。POOLOという場を活用して出会いや知見を広げ、自分の夢につなげよう!という人が多かったです。(※受講生全体が5人程度のチームに分かれ、ワークやミーティングなどを行う)
メンバーがお互いの強みを活かしながら、刺激し合える環境でした。僕は、コーチングのスキルを活かして、メンバーの夢を応援するような関わり方をしていました。
4期ではコミュマネを経験し、チームがみんなでサポートし合える環境が用意されていると感じました。夢をこれから探す人、すでに夢があって走り始めている人、いろんな刺激を受けて「自分らしい豊かさを見つけられる」コミュニティだと思います。
ー正直、安い参加費ではないと思いますが…
だからこそ、「本気で何かを変えよう!」という人が集まります。みんな熱量が高く、卒業後もつながれる仲間との出会いは宝物です。参加費以上の価値があるかどうかは、どれだけコミットできるか、ですね。
やればやるほど、得られるものは多いと思います。
一番の思い出は、仲間と作った長崎五島ツアー
−印象に残ったイベントはありますか?
思い出深いのは、メンバーで企画・開催した、長崎県五島でのリトリート×スタディツアーです。テーマは、自然豊かな場所で、自分の外側と社会の豊かさに気づく旅。
「自分」「仲間」「環境」そして「社会」この四軸の豊かさが満たされてこそ、人生は豊かになると考えました。そして、「消費するだけの観光」ではなく、自然の中での遊びや自分と向き合うワーク、地元の人から話を聞く時間も作りました。
五島の知り合いの協力も得て、とても熱量高く取り組めました。仲間と一緒にツアーを作り上げた経験は、大きな自信になっています。
「豊かさ」に向き合ったら、自分らしい「生き方」を見つけた
−参加して変わったことはありましたか?
POOLOの8ヶ月間で、日頃から「自分にとっての豊かさ」を考えるようになりました。東京のフリーランス時代は、いかに自分をよく見せて、たくさん稼ぐか、という競争社会の中で暮らしていました。
今では、自分の豊かさを基準に、「これはやる」「これはやらない」という選択をしています。
また、自分の価値観を広げるために、日本中を旅しました。北海道の知床から、岡山、南は長崎の五島列島まで。様々なおもしろい人と出会い、「自分の生き方」と向き合うようになりました。最終的には、岡山へ移住を決めることになりました。詳細については後ほどお話しします。
POOLOが夢を叶えるきっかけになった
−仲間と8ヶ月間を過ごしたPOOLOは、りょーちんさんにとってどのような存在ですか?
僕にとって、人生を変える大きな挑戦を後押ししてくれた存在です。とても感謝しています。POOLO生だから出会えた人、経験できたことが多く、それが移住の実現にもつながりました。
2022年6月に北海道で開催された知床サス旅(通称:知床ツアー)に参加。主催者のしみなおさん(TABIPPO代表の清水直哉さん)や、地域おこし協力隊の方と出会い、多くの影響を受けました。それから、移住や町おこしへの関心が強くなりました。
あこがれの「海がある町 岡山」へ移住を決断
−岡山移住を決めたのは、どのようなきっかけでしたか?
POOLOを機に自分の豊かさと向き合い、「好きな人と好きなものであふれる生活」をしようと、念願の海がある町へ移住を決めました。
僕は海がない埼玉県の出身なので、「いつか海沿いで暮らしたい」という夢がありました。知人のフォトグラファーに今後のことを相談すると、「DENIMS HOSTEL float」という宿を教わり、2022年2月に初めて岡山を訪れました。POOLOが始まって一ヶ月後のことです。
そこで魅力的な人やコミュニティ、そして海が見える美しい景色に出会い、4ヶ月後には岡山−東京の二拠点生活をスタート。12月に完全移住しました。
今は生き方や価値観を広げるために、カメラマンとして戦うことをやめ、余白のある生活」を大切にしています。
フォトグラファーとして自分らしさを満喫中
−念願の岡山移住を機に、フォトグラファーとしてはどんな変化が?
東京での仕事は、主にウェディング撮影でした。楽しさの反面、業界特有の形式的な撮影環境で、自分自身を表現しづらい葛藤もありました。
今は岡山の工務店で、広報担当として写真撮影やSNS運用を行なっているほか、町おこし活動として商品・店舗撮影などを行っています。被写体を魅力的に見せるために、地域の方の想いと自分の表現を掛け合わせる、チームみんなで作り上げる過程がすごく楽しいです。そして、自分を表現できる仕事にやりがいを感じています。
「豊かさ」は十人十色
−移住をきっかけに、自分らしく楽しめる仕事に出会ったんですね。POOLOを終えて考える、りょーちんさんの「豊かさ」とは何ですか?
僕にとっての豊かさを一言で表すなら、「自分が美しいと思うもので、自分の人生が満たされている状態」ですね。
日頃から「これは自分にとって豊かなのか?」を自問自答しています。豊かさは個人の主観なので、大切なことは人それぞれです。僕は人生が予定通りにならないという前提で、「余白」を残した生き方を大切にしています。
POOLOへの参加を迷っている方へ一言
−「POOLOに興味はあるけど勇気が出ないな…」という方へ、最後にメッセージをお願いします!
「今の人生、何かを変えたい」「まだ一歩を踏み出せてないけど、なにか見つけたい!」という方に、ぜひ参加してほしいですね。
よく「自分探しの旅」といいますが、世界のどこかに自分がいるわけではないですよね?
自分と向き合う作業を通して気づくことがあると思います。POOLOも同じで、8ヶ月間でじぶんと向き合って得た知識や仲間を、「どう意味付けするか」は自分次第。まさに、POOLOは「自分探しの旅」といえます。
そして、はじめは不安だと思いますが、安心して飛び込んでみてください。運営スタッフやコミュマネが、いろいろな人に応じたサポート体制を整えてくれています。同期内だけでなく、期を越えてさまざまなPOOLO生と横のつながりを持てるのも大きな魅力です。
「自分の人生、本気で何かを変えたい」という方は、ぜひPOOLOへチャレンジしてみてください。
りょーちんさんへのインタビューで印象的だったのは「POOLOは自分探しの旅」というお話でした。正解がない「豊かさ」見つけるために、教わるよりも「自分と向き合う」主体性が大切であると感じました。
そして、個性的な熱量ある仲間と出会い、POOLOで一緒に「自分探しの旅」に出てみたくなりました。
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