〈POOLO6期卒業制作〉8ヶ月で見つけた自分らしい生き方とは
8月からスタートしたPOOLO6期も、あと2週間ほどでついに卒業。
長かったような、短かったような。いろんなことがあった8ヶ月。
POOLOとは旅好きな大人が集まる学校
自分と世界の豊かさという、超抽象的なテーマについて対話や活動を重ねていくコミュニティ。
そんなPOOLO LIFEを振り返りながら、8ヶ月間で見つけた自分らしさについてまとめておく。
ちなみに、POOLOへ参加する前は「やりたいことを見つけたい」と思っていた。
今になって思うことは、そもそも自分のことがわかっていなかった。
だから、やりたいことがわからなかっただけだった。
「やりたいことを見つけたい!」と思っている人は、まず自己理解を探究することを本気でおすすめする。
1、やりたいことを見つけるためにPOOLOへ参加
ぼくは2023年の4月にPOOLO JOBへ参加していた。こちらは、TABIPPOは運営する「旅を仕事に」というコンセプトのコミュニティスクール。ライターを中心に「旅」や「好き」を複業とするためのイロハを仲間と学ぶコミュニティ。
3ヶ月間の学びを経て、いざライターとして本格的に複業をスタート。しかし、メンバーの中には旅に出たり、フリーランスになったり、ライフスタイル、ワークスタイルを変化させる人が多かった。
心のどこかにそんな憧れがあった自分も、「何かを変えたい」「変わらなきゃ」という希望より焦りに近い感情が湧いていた。
そんな時、JOBの課題でPOOLOのOBさんインタビュー記事を書く機会があり、POOLOの魅力を知る。自分も人生を見つめ直して「やりたいことを見つけたい」と思い、参加を決めた。募集開始とほぼ同時の勢いで入金したことを今でも覚えている。
(本来はちゃんと説明会を受けてから申し込むべきです(笑)。
2、一番の収穫は、自分を知れたこと
約15万円という決して安くない参加費を払って参加した一番の収穫は、「自分を知れたこと」
これはやりたいことを見つけることとほぼ同義。
なので、ぼく自身は参加時の目的を達成することができて心から満足している。
POOLOではまず、ストレングスファインダーというツールで「自分自身の強み特性を知る」ことから始まる。
ここで出てくる特性は34項目に分けられているので、それらを共通言語としてメンバーとの交流が活発になっていく。
ぼくとしては、ここで出てくる要素を知れただけでなく、それが人生や仕事においてどう反映されているのか、生かされてきたのか、今後どう活かせるのかを考える時間を作れたことがPOOLOにおける最大の満足要素だった。
本当はコーチングを受けたいと思っていたけれど、JOBを機にコミュニティという環境でメンバーと対話するからこそ得られるものの大きさを痛感。
今回もたくさんの1on1やオフライン会などを通して、他者目線での自分も知ることができた。自分のことは自分が一番わからないので、自分への理解を深めたいと本気で思う人は、POOLOのようなコミュニティに参加することを強くおすすめする。
3、軸になる価値観を言語化できた第一ターム
POOLOでの8ヶ月は、プログラムごとに1〜4タームに分けられる。ぼくの中でいちばんのハイライトは、自己理解がテーマの第一タームだった。
講義や課題シートを通して、とにかく自己理解を探究する。
・小さな頃の思い出
・影響を受けた人・もの・出来事
・これからどんなふうに生きていきたいのか
過去、現在、未来を行ったり来たりしながら自分と向き合う時間。
忙しい毎日の中で、そんな時間が大切とわかっていても、なかなか真剣にコミットできない。
でも、POOLOに参加したことで半強制的に自己対話、メンバーとの対話を通して自分と向き合えたことが本当に良かった。
第一タームの集大成で作り上げたのが、<人生の自己ビジョン>
生かし生かされ、アップデートを続ける自分の人生を楽しむ
これが自分に掲げた人生のテーマとなる価値観。
これまでは世間体や社会的意義などに価値観が偏っていて、心からワクワクすることをどこかで忘れてしまっていた。
また、「だれか」みたいになりたいという憧れのような思いもあり、自分目線での夢や目標がふらふらと定まっていなかった。
第一タームを通して、自分の強みや好き、楽しい、やりたいなどを再確認できたのが大きな収穫。もっと自己満足に、楽しく生きていいんだと思えた。
4、夢だったメンバーとの海外旅が実現
自己理解を目的にPOOLOへ参加したものの、旅好きメンバーの集まりだし、気の合う仲間と旅がしてみたいなと思う気持ちもあった。
それが実際に、11月タイのチェンマイで実現できた。
POOLO JOB時代の同期が移住した地を訪れる旅。POOLOの同期とは、現地のゲストハウスで初めまして。(オンラインでしか話したことがなかったので)
翌日にはPOOLO5期で世界一周中のメンバーも合流し、「豊かだね」を連発するPOOLOらしさ全開の旅になった。
基本的には集団での旅が苦手なので、一人旅スタイルのぼく。
でも、一緒に行ったメンバーは旅の自立度が高く、信頼も置けるので、自由行動と集団行動のいいバランスが心地よかった。
コムローイで一緒に見た無数のランタンは今でも忘れない。
チェンマイ坂田さんに案内してもらったコーヒー農園や山登りも楽しかった。
また一緒にどこかへ行きたいな。
5、POOLOのおかげで本職でキャリアアップ
第一タームで自己ビジョンが固まった後も、どことなく働き方や今の仕事には悶々としていた。10年近く理学療法士一本で働いてきたので、ここらで一回やめて違う仕事に就くことも考えた。転職活動をしていた時期もある。
でも、なんだか腑に落ちなかった。
CMや同期メンバーとも色々話をしながら、人生の優先順位を整理。
1、お金
2、旅ができる休み
3、やりたいと思える仕事内容
4、できたら場所にとらわれない
しかし、医療職という良くも悪くも安定した仕事以上に、未経験で自分が望む条件を全て満たす転職は現実的じゃないと気づき始める。
しかし、自己ビジョンにも掲げた「アップデートを続ける人生」を歩みたい気持ちは変わらなかった。POOLO JOBでも学んだライティングや発信、途中で参加したコミュマネゼミを通じて感じた「チームづくり」という業務への興味関心。
これを生かしてできることがしたい。仕事を辞めるか、減らすか、休むか悩んでいる。そんな心の内を上司に伝えたところ、本職で正社員のまま採用広報部門の立ち上げというポジションを兼務させてもらえることになった。
「あなただから任せたい」という上司の言葉で、ぼくの強みである責任感に火がついた。いい会社を一緒に作って欲しいという上司の想いに対して、調和性や発信スキルを生かしていきたいと思った。
結果として転職はせずとも、強み×やりたい仕事が本職でのキャリアアップ(アップデート)に繋がった。前よりも仕事が楽しく感じるし、プライベートやライフワークも比例してワクワクするようになった。
POOLOで深めた強みと自己理解に、POOLO JOBやコミュマネゼミでの学びを掛け合わせ、やりたい仕事ができている。去年の自分では考えられない。
自分を知り、想いを発信することで人生を動かすことができるんだと実感できたのもPOOLOのおかげだと思う。
6、2024年度の目標は「学びのアウトプット」と「複業のアップデート」
そんなこんなで、1年前のPOOLO JOBに始まり、POOLO、コミュマネゼミを受講し、現在はPOOLO LOCALにも参加している。
内省、学習欲、収集心という強みの上位が全力で燃えているこの一年。
そのおかげでスキル、経験、価値観、人脈
本当に人生の選択肢や世界が広がりまくり、これがPOOLOか〜と、コミュニティ力をひしひしと感じている。
インプットに投資しまくった2023年度
2024年度はアウトプットにシフトするフェーズ。これまでの学びを複業として、ライフワークとしてどんどんカタチと行動にしていきたい。
複業のアップデートとしては、POOLO JOB時代から目標にしている【TABIPPOさんとお仕事がしたい】を実現させること
▶︎インタビューライターとしての加速
▶︎POOLO LOCALを終え、ローカルコーディネーターとして沖縄で人を繋ぐ旅づくり、場づくりをしていきたい
▶︎継続的にPOOLO関連でコミュマネの仕事を任されたい
▶︎POOLOコミュニティをコンプリートした経験を踏まえ、これから参加する・検討しているメンバーの人生を後押ししていきたい
理想としては、そこを軸に来年は週4正社員で生きていけるように、複業をアップデートさせる1年にしていく。
最後に、POOLO6期の皆さん、運営の皆さん
本当に8ヶ月間ありがとうございました。
自分と向き合い、メンバーと向き合い、豊かにしたい世界と向き合うことで人生の進みたい道が少しずつ見えてきたなと感じています。
ここで出会ったのも何かのご縁
良き出会いは自然と永く続いていくと思うので、これからもよろしくです!
沖縄に来る時はぜひご連絡ください〜!