2017.1.17

阪神淡路大震災から、22年が経つ今日。

1995年、当時私は小学生。一番揺れが強い地域で被災した。

幸い、家も家族も親戚もみな無事だったけれど、ライフラインは全て止まり、一晩にして何もかもが変わってしまった世界にいた。

私の人生観に多少なりとも影響があった出来事だと言える。


今から思うと、子供すぎて何もわかっていなかったし、何もできなかったなあと思う。建物が全壊したり火事にあった方達のことは、とても身近だったし直接目にもしたし自分の生活に関係はしたけれど、それに対して何もできていなかったなあと思う。子供だから仕方がなかったのだろうけれど。


思い出すということは、大切な行為だと思う。

思い出さなければ、ずっと忘れてしまうかもしれない記憶を、毎年、ちゃんと引っ張り出してくること。
想いを馳せること。
想像すること。
感謝すること。
未来につなげること。


地震のニュースは、日本のどこで起こっても、胸が痛い。とても苦しくなる。
自分が被災したときの、あの日本中の力が集まったおかげで今の阪神間、淡路島があることを忘れないで、自分に出来ることで貢献したい。


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