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CD複数買いをしないファンは悪か

年の瀬も近づいてきて、いろんなメディアで「年間ランキング」が出る時期にもなってきた。映画の興収にテレビ視聴率、ライブ動員数など。その中でも1番目に止まるのはCDの年間売り上げランキングじゃないかと思う。

 私が好きなSnow Manはデビューしてから毎年、この年間シングル売り上げランキングの1位を獲得している。本当に誇らしいというか自慢の推しだなと思う。でも昨今のK–POPブームや今月頭に全国を騒がせた某グループのメンバー脱退などの動きで、Snow Manの年間シングル売り上げランキング1位の座が怪しくなっている。多分どのグループのファンも焦っていて、ぜひ買って欲しいというツイートをよく見かける。

そんなツイートを見て、私には少し思うことがあって今回は突発的にではありますがnote書いてみました。今回は私がSnow Manが好きだからSnow Manの話をするけれど、多分どの界隈にも一定数同じことを思ってる人いるんじゃないかなと思って。あくまで【一つの意見】として読んでくださると嬉しいです。

私が思うこと

 売り上げ上がることでメディアに出る機会が増えるって言うのは12分にありえるし、応援の仕方として間違ってはいないけれど、ランキングに載せるために買ったCDたちを、1番最初に買ったCDたち同様に愛せるかと言われると難しいものがあると思うのよね。



最近の音楽の楽しみ方は専らストリーミングだし、CDを買ったとしても毎回CDプレイヤーにかけて曲を聴く人は多分ごく少数。1度ケータイの中に入れて仕舞えば、特典映像や歌詞カードを見ることはあってもCD本体をレコーダーにセットして聞くことはほとんどない。

そうなった時、追加で買ったCD達を1枚目同様に平等に愛することはほぼ不可能なのよね。追加購入する時って、CDそのものよりもそれに付随するもの(特典であったり売上であったり)にお金を払っている感覚になるんだけど。
それ自体は悪いことじゃ無いけど、その一過性の気持ちが過ぎ去ったあと、残ったCD達はどうなるんだろうって思ってしまう。



実際Q‘ulleのオタクやって、メジャーデビュー曲である『DON’T STOP』をウィークリーのトップ10に入れたいってなった時。どうしても売り上げに貢献したくて、PCにも取り込まないってわかってるのに買ったワンコインCD3枚がまだ実家の棚の中に未開封のまま残ってて。
私の3枚のCDは絶対売り上げに貢献できてたって思うけど、どうしても虚しさというか悲しさが残るのよね。平等に愛してあげられなくてごめんっていうか。



追いCDをすることを否定しているわけじゃ無い。どんだけ売れているアーティストでも絶対に複数枚買う人たちの売り上げが絶対に力になっているから。でも、大好きだけど追加でCDを買えない人、なんなら買わない人の気持ちもわかって欲しいなとは思う。

焦る気持ちは痛いほど分かる。私も2017年4月は不安で不安で、気が気でなかった。言ってしまえば私の人生には全く関係のないことなのに、不安で泣いてしまいそうになるくらいにはしんどかった。

補足

買ったCDをPCに取り込んでから聞かないのであれば、愛していないのと同じでは?って思うかもしれないけど、私の考えとしては「最新曲をいち早く聴きたい」というワクワクと「最新の彼らを知りたい」というドキドキが1枚目にはあると思っていて。やっぱりこれは1枚目だからこその感覚で価値があると思っているし、それは愛になると思っている。

あと単純に比較対象がないから、愛するも愛さないもないというか、これしかないという気持ち。あとはもし災害が起こって、CDを持って行きたいとなった時、持って行くのはこのCDしかないし、置いていくCDもないから。そういう愛し方をしている。

マジで勘違いしないで欲しいのは、

「複数買いしてる人=2枚目以降のCDは愛していない」

っていうことで断じてないという事。ある意味私の不器用な部分が出た上での考え方だと思っている。

まとめ

タイトルに「悪」なんて書いたけど、別に「CD沢山買う人はCDを買わない人のことを悪だと思ってる」って言ってるわけじゃない。でも私は、私の推し方と経験から複数買いはしていなくて、こう言う意見もあるよってことを言いたかった。

多分CD買えなくて責任感じちゃってるオタクが絶対どこかにいると思っていて。そんな人に読んでもらって少しでも気が楽になってくれればなと思います。

でもやっぱり推しちゃんにはいい景色を見せてあげたい!


あー明日の朝、石油王がスノ担になって
大金持ち友達を全員スノ沼に
落としてくれないかな〜!!!