不倫女の考察

はじめまして。アラフォー女です。
突然ですが、私の20代は不倫という泥沼から抜け出せずにいました。

社会的に悪いことである、奥様の気持ちを考えろ、
道徳的にNG、、、などなど様々な批判は承知の上であえて言うならば
その時の自分にとっては「不倫」と言う道が一番心地よかった。

ちなみに、謙遜なく言わせてもらうと・・・

私は幼い頃から比較的モテる人生を送ってきた。
クラスの中に数人は自分のことを好きな男子がいた。
全く喋ったこともない他クラスの男子から告白されたことも何度もあった。
社会人になっても特段男性に困ったことはなかった。
比較的スペックが高い独身男性と付き合うこともできたし、
実際にそういったオファーもあった。

ところが、付き合っても長持ちしない。
私が好きになれるのはいつも、妻子ある男性
だった。

結果として、私は貴重な20代〜30代前半を、
15歳年上の妻子持ちAさんに5年間、
1歳年下の妻子持ちBさんに2年間、
どっぷり費やしてしまったのである。

自分自身の経験と、周りの不倫している女性たちを見る限り、
不倫にハマる女は主に3パターンに分類できるのではないかと思う。

①自分に自信がない
②恋愛で深く傷ついたことがある
③人のものを奪いたい、奪うことが快感


ちなみに、私には、③の要素は一切なく、
①と②の合併症であった。

①の自分に自信がない女性にとってなぜ不倫が良いかと言うと、
理由は2つ。

1つ目は、責任が伴わないからだ。

相手の人生を背負わなくて良いし、
「妻」というこの日本社会では1人1枠しか許されない責任重大なポストからは逃れることができる。私は自分が恵まれた家庭環境に育っていないことは理解していた。だからこそ、幸せな家庭を作れる自信がなかった。イメージがわかないのだ。だから、家庭を持つことに対して、自分がその一端を担うことに対して、すごく恐怖心があった。また、私の父は貧乏ながらモテる人で、よく不倫をする人だった。だからこそ、不倫をされるかもしれない側(妻)になることが怖かった。

2つ目は、簡単に価値を得ることができるから。

例えば、常に相手にとって比較対象となる「妻」に対して、
新鮮さでは簡単に勝ち続けることができるし、リアルな生活から離れたところにい続けられることで現実からはかけ離れた圧倒的な「癒し」としての価値をたやすく発揮することができる。そして、相手にとって都合が良い「癒し」として存在し続けることができれば、自分自身の女性・人間としての価値に関係なく、捨てられない(フラれることがない)からだ。

先方の要望に応え続けるいい子ちゃんでありさえすれば不倫女の存在は、
相手の男性にとって都合が良いが故に付加価値が高い。

私がAさんに別れを告げた時、彼は泣きながら言った。

「妻以外の女性と5年も寄り添ったことはない。唯一無二の存在で、家族とは違う、特別な存在なんだ。君がいなくなったら、これから僕はどうやって生きていったらいいかわからない。」

その時、私は既に脳内お花畑から脱出していたので、
この人、なに都合いいこと言ってるんだ?と冷静に客観視できたが、
もし、まだお花畑中だったら、それすらも「自分の価値」として捉えてしまったかもしれない。


次回は

②恋愛で深く傷ついたことがある
③人のものを奪いたい、奪うことが快感

について考察していきます。





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