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シティリーグ(S3)全勝優勝!ロストバレット解説(全文無料)

noteでは5ヶ月ぶりの投稿になります。シオンです!今回の記事では自分がシティリーグで実際に使用し全勝優勝することができたロストバレットについて解説していきます!
◎全文無料なので是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。それでは早速解説していきます!

32人規模シティリーグ全勝優勝🏆



《なぜこのデッキを使ったのか》


・自分はロストを半年以上使っています。環境に合ったレシピを作り上げて様々な大会に出場してきました。それなりに練度があったのですぐに候補が決まりました。ですが現環境だとロスト系統は『ロストヤミラミ』、『ロストファイヤー』、『ロストギラティナ』と3つ分かれていてリソース管理が最も大切なデッキな為、相手が動き出さないとデッキの型が判別しにくいです。

・まずはロストヤミラミから試しました。『ロストバレット』と『ロストギラティナ』に有利が取れて動きも安定するので強いと感じていました。しかし、サーナイトexに採用されているクレッフィやミュウツーVユニオンが厳しくジャッジマンやツツジなど手札干渉のサポートと同時にミュウツーユニオンの技『サイコプロージョン』を使われてしまうと盤面からキュワワーが消えて手札も流されているので復帰が厳しいです。さらに『かがやくポケモン』の枠もリザードンなのでゲッコウガ型のように毎ターン手札と山札を圧縮できていないのもあり【より手札干渉に弱いデッキ】だと判断し没にしました。

・次にロストギラティナを試しました。ギラティナVの技アビスシークはクレッフィがいてもしっかりとロストを貯められる。ギラティナ VSTARもロストインパクトやVSTARパワーが強くサイズの大きい相手にも戦える+ウッウ・ヤミラミ・ゲッコウガで様々な非Vも倒せるので対応力が高く現環境でも戦いやすいです。1週間前までギラティナで行こうと考えていましたがギラティナに枠を使っている都合上、入れ替え札や自由枠が少なかったりロストヤミラミに微不利な為、候補から外れました。上手いプレイヤーはロストヤミラミにも対応できると言っていますがそれは都合良く試合を進められたときに限り、少しでも下振れてしまうと復帰が難しく負けに直結することが多かったです。

・最後にロストファイヤーを試しました。誰かのレシピを参考にした訳では無く完全にオリジナルで組んだデッキです。コンセプトは自分が得意としている『弱点を突きサイドレースを有利に進めること』、『初動の安定感を重視してデッキを作り使いこなすこと』の2つを意識してデッキを作成しました。試して見るとギラティナと違い自由枠が多いこと。ゲッコウガが入っているのでドローが安定する+技『月光手裏剣』でサイド2枚取りが狙える。ロストヤミラミ&ギラティナにはヤミラミ&ルチャブル・ゲッコウガで柔軟に戦える。環境にいる他のデッキには弱点を突くことで有利に戦えることができる点が優秀であり再現性も高かったのでこのデッキを使いました。

《徹底解説》

①デッキレシピと60枚の言語化。

②ロストヤミラミ&ギラティナへのプレイング

③環境にいる他のデッキに対するプレイング

この3つを順番に説明していきたいと思っています!


※このデッキはジャンケンに勝ったら
【後攻】を取ります。

①デッキレシピ

 【デッキコード】4xc84D-Bte7x5-x8xacY


①(デッキ60枚の解説)




【ポケモン】(15枚)

・キュワワー(4枚)
ロストデッキのエンジン。はなえらびはリソース管理を常に求められるので練習すればするほどプレイングの練度は上がっていくはずです。

・ウッウ(2枚)
おとぼけスピットは最強です。0エネ110点。

・ヤミラミ(2枚)
ロストマインでダメカンをばら撒ける=ベンチのポケモンを倒せるのも強いです。次ターンに相手のポケモンを効率良く倒せるようにダメカンを調整する。倒せるならそのまま倒してしまう。などプラン立てが重要になります。

・ガラルファイヤーV(1枚)
ミュウVMAXやサーナイト+ミュウツーVユニオンのデッキ相手に有利が取れます。ドラピオンVとの差別化としては雪道で止まらないこと。見れる相手が増えること。手張り+キバナ+特性(じゃえんのつばさ)でミラージュゲートに頼らなくても攻撃の準備ができるのが強いです。

・ガラルサンダーV(1枚)
アルセウスVのデッキ、ミライドンに入っているレジエレキVMAXをワンパンできます。クレッフィ入りミライドンが多いと予想したためサイドレースを挽回するために採用。

・ネオラントV(1枚)
特性でその場面に応じたサポートを確定で使えます。大体アクロマを使います。自分のウッウが『おとぼけスピット』を使い倒された後、2匹目のウッウが用意できない場合や2枚目のアクロマが引けない際に手張り+ゲートでネオラントにエネルギーを加速し山にエネルギーを返しながらアクロマも使いつつ戦うことができます。

小ガラルファイヤー(1枚)
特性で手札から悪エネルギーを2枚加速し手張りをすればゲートに頼らなくても攻撃できます。役割は上で述べたガラルファイヤーVと同じ。非Vで高火力を出せるのが強いです。

かがやくゲッコウガ(1枚)
特性でエネルギーをトラッシュして手札を増やせます。水エネルギー手張り+ミラージュゲートで技『月光手裏剣』を使ってサイド2枚獲得を目指します。

ルチャブル(1枚)
特性でベンチのポケモン2匹にダメカンを1つずつ乗せられるのでロストデッキのキュワワーやマナフィに10点乗せたあとヤミラミのロストマインでサイド複数枚獲得を狙えます。

マナフィ(1枚)
自分のベンチポケモンを守る役割があります。
倒されたら基本エネルギーと一緒にクララで回収したいです。ロストミラーでは必須。

【グッズ】(24枚)

・バトルVIPパス(4枚)
このデッキは最初のターンで『たねポケモン』を展開できないと負けに直結することが多いので最大枚数採用しています。ゲームの中盤や終盤で気軽にロストに送れる点も優秀。

・ネストボール(2枚)
いつでもたねポケモンを拾えるのが強いですがバトルVIPパスで展開していればあまり枚数が必要ではないと判断し2枚。

・霧の水晶(2枚)
キュワワーやヤミラミ。基本超エネルギーを山札から拾って来れます。使いやすい。

・ヒスイのヘビーボール(1枚)
サイドに落ちた『たねポケモン』を拾えます。このデッキはサイド落ちが試合終盤まで響いて来ることがあるので確実に使いたいポケモンを使うために採用しています。

・ミラージュゲート(4枚)
必要なエネルギーの色を揃えてアタッカーを形成し戦っていきましょう。4枚必須。

・いれかえカート(4枚)
ロストバレットに関してはポケモン入れ替えの完全上位互換です。入れ替えたたねポケモンのHPを30回復できるので相手のロストマインで散らばったダメカンを回復できます。

・あなぬけのヒモ(4枚)
1枚しか出ていないクレッフィをバトル場からどかしたり相手が壁にしてきた HPの高いポケモンを無視してベンチポケモンを削れたりします。

・ポケギア3.0(2枚)
ネオラント以外で『欲しいサポートを引ける可能性』を作りたかったので2枚採用。ゲームの終盤山札が7枚以下だと確定でサポートを拾えたり相手のツツジ後にギアを使ってサポートに触れたりできると強いです。

・エネルギーリサイクル(1枚)
トラッシュにある基本エネルギーを5枚まで山札に戻せるので山札にエネルギーが無くてミラージュゲートが打てない。といった状況を打開できます。

【サポート】(8枚)

・アクロマの実験(4枚)
4枚以外あり得ないので4枚!初ターンと中盤で使えば大体ゲームの主導権を握れます。

・キバナ(1枚)
エネルギーを加速しながら山札から『欲しいカード』を確実に1枚持ってくることができるのでゲームの再現性が上がります。でもあまり使わないのでツツジの2枚目かボスの2枚目にしても良いかもしれません。

・ツツジ(1枚)
逆転の1枚。手札干渉最強なので2枚目欲しいです。

・ボスの司令(1枚)
基本アクロマ、クララ、ツツジしか使わないですがボスがあると倒したいサイズの大きいポケモンを倒せて便利なため1枚採用。

・クララ(1枚)
トラッシュにあるポケモン2枚、基本エネルギー2枚を手札に加えられます。これにより倒されたアタッカーの復帰、基本悪エネルギー2枚を手札に戻して小ファイヤーの1ターン起動を狙うこともできます。

【エネルギー】(11枚)

・基本悪エネルギー4枚
ガラルファイヤーの起動を確実にしていきたいので多めに4枚。

・基本水エネルギー3枚
ゲッコウガ、ネオラントの技を使うために採用。

・基本超エネルギー3枚
2枚で使っていましたがロストマインを言いやすくしたいこと、霧の水晶のバリューを上げたかったため3枚にしました。

・基本闘エネルギー1枚
ガラルサンダーVのために1枚採用。

【スタジアム】(2枚)

・ビーチコート(2枚)
このスタジアムで逃げゼロになるポケモンがほとんどなので採用。


②ロストヤミラミ&ギラティナへのプレイングについて

・この2つのデッキに勝つために必要なプレイングについて解説していきます。
まずミラーについて

・ロストヤミラミ


先攻なら、はなえらび2回でロストを2枚貯める。相手のおとぼけスピットを受けた後➡︎アクロマを使いながらはなえらび2回使い自分のウッウでサイドを取る➡︎相手がサイドを取って4枚➡︎アクロマ+はなえらび2回使うとロストがちょうど10枚になるので先にロストマインが使えます。ベンチのマナフィに7個、キュワワー1匹に5個ダメカンを乗せます。自分のヤミラミが倒されたら相手のサイドが3枚になるのでルチャブルの特性+ツツジを使う準備をしながら2匹目のヤミラミでロストマインを使う。マナフィが蘇生されていたらダメカンを10点。ルチャブルでマナフィとキュワワーに乗せられるのでヤミラミで2匹倒しながら手札干渉できます。マナフィを蘇生してこなかったらゲッコウガの月光手裏剣を打ちましょう。ヤミラミとキュワワーを倒します。次ターンサイドを2枚とられても相手のサイドは1なので自分のターンがきたらルチャブルツツジマインを決めたら月光手裏剣を、月光手裏剣を決めたならルチャブル+ロストマインで勝ちです。
サイド➡︎1ー1ー2ー2と取って勝ちます。

後攻なら、アクロマ+はなえらび2回使っておとぼけスピットで先にサイドを取る。相手のおとぼけでウッウが倒される。次ターンもう1度アクロマ+はなえらび2回でロストを8枚貯める。2匹目のウッウでおとぼけスピットorネオラントでアクアリターンを使いサイドを取る。相手がサイドを取ってきたらロスト10枚貯めてルチャブル+ロストマインを使いマナフィとキュワワーを倒します。これができるとツツジを打たれてもクララを打たれないため倒したマナフィが回収されず次ターン月光手裏剣で2枚サイドを取って勝てる。クララを使われるとマナフィが蘇生され月光手裏剣が通らないが手札干渉されないので自分かマナフィを倒されてもクララを使えばマナフィを蘇生できて月光手裏剣を対策可能です。ロストマイン&おとぼけスピットで2ターンかけてサイド1枚ずつ取って勝てます。
後攻の場合はサイド1ー1ー2ー2。
もしくは1ー1ー2ー1ー1。⬅︎サイドを先に取れているのでこのプランでも間に合います。

・ギラティナ


⬆️で記述したプレイングでも基本勝てますがギラティナがアビスシークorひきさく。スターレクイエムなどを使ってきた際にギラティナVはおとぼけスピット+ロストマインで倒す。ギラティナVSTARはおとぼけスピット+相手がサイドを3枚以上取っていたなら小ファイヤーで
もえあがるいかり(ダメージは170以上出せる状態)をつかって倒します。ギラティナを攻略したらあとはサイズの小さいポケモンを4体倒して勝てます。ロストバレットよりも入れ替え手段が少なかったり、ギラティナが絡むことで安定性が欠けていると感じているのでミラーより楽に勝てる印象です。

③環境にいる他のデッキに対するプレイング

最後に環境にいる他のデッキに対するプレイングについて解説します。

・ミライドン

このデッキは最近だとレジエレキVMAXを2匹立てて、レジエレキVの技スイッチボルトを使いクレッフィをバトル場に押しつけサイドを稼ぐ戦法がロストに対して強いと思います。その動きをされた場合ロック解除で戸惑って負けそうだなぁと感じたので確実に勝つためにはサイドレースを有利に進める必要があると判断し
ガラルサンダーV+ボスでレジエレキVMAXを呼び技らいめいげりを使いサイド3枚取りをしてサンダーを倒しに来るミライドンを小ファイヤーで倒せると強いです。ラストはクレッフィをヤミラミのロストマインで倒して勝ちです。
サイドレースは3ー2ー1と取って勝てます。
クレッフィや非Vのポケモンが出てこないなら自分の動きを妨害されずに戦えるのでそれはそれで楽に勝てます。相手のサイドの1枚になったらクララを使ってサンダー+基本闘エネルギーを回収して2回目の『らいめいげり』でバトル場を倒せると強いです。アタッカーはガラルサンダーVと小ファイヤーを効率良く使いたいです。

・サーナイト

クレッフィを2面立てて壁にしながらキルリアの特性リファインを使い山札を圧縮、ミュウツーVユニオンの準備をしてこちらキュワワーをミュウツーで倒しガス欠を狙って来る不利なデッキです。なので弱点でワンパンし構築単位で有利を取るしかないと考えました。なのでガラルファイヤーを2種類採用しました。相手のクレッフィの準備が遅かったり1体しか出なかった場合はあなぬけのヒモを使いバトル場からクレッフィをズラしてキュワワーのはなえらびを使いたいです。ロストが7枚貯まったらゲッコウガの月光手裏剣でクレッフィ2体。もしくはクレッフィ+キルリアと倒してサイド2枚取りも狙いたいです。
サイドレースは(非V)➡︎(ミュウツー)➡︎(サーナイトex)で1ー3ー2。か(非V)➡︎(非V)➡︎(ミュウツー)➡︎(非V)で1ー1ー3ー1と取って勝てます。
ポイントはクレッフィを攻略する。ミュウツーVユニオンやサーナイトexを弱点でワンパンする。月光手裏剣やロストマインでベンチのポケモンを倒すことです。

・ミュウVMAX

(スタジアム)頂への雪道やロストシティを使いながらジャッジマンやツツジで手札干渉を行ってくるだけで無くロストや非VのデッキにはミュウVのサイコジャンプでサイズの大きい相手にはゲノセクトVのテクノバスターをミュウVMAXがコピーして使って来ます。デッキとしても初動の安定感+柔軟に技を使い分けられる点が優秀で強いです。ドラピオンVを使われてもロストシティを貼りながらツツジを使い手札干渉+倒したドラピオンVを再利用不可にできるのが偉いです。なので雪道があっても楽に攻撃ができるガラルファイヤーVを採用。小ファイヤーも同時に育てることでどちらかのアタッカーが倒されても次ターンに攻撃していけるのが強みです。サイドプランは3ー2ー2or3ー2ー1。非Vをベンチに出してくれたらロストマインで倒せるので試合が楽になります。



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それでは次のnoteで会いましょう。
shion

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