見出し画像

大学4年生が勝手に考えるもう少し未来の話

いつかに読んだ何かの本に、将来の日本の話を堂々と語っていいのは若いうちだけだと書いてあったから、まだ若い今のうちに。

いつからなのかは知らない。

少し前からなのか、自分がそういう思考の人たちと出会う機会が増えたからなのか。

「自由」とか「縛られない世界」とか。

そんなものをまとめている人が増えたと思う。あくまでしおんはそう思う。

「敷かれたレール」なんて言葉もよく聞く。

これは学校だって、そう。

校則を緩めようとしている動きも、順位をつけないようにしているのも、これのひとつのように感じる。

大学生は、昔から変わらない畏まった就活を変えようとし、

社会は、ジェンダーレスな社会を求めている。


なんとなく、ルールのようなものを消し去ろうとしている。そんな気がする。

定住することから離れ、終身雇用から離れ、ものをもつことからも離れる。


明治時代くらいからみんなが作ってきた日本から、一歩進んだ別の国に変わろうとしている。


ただ、この後、いつになるかは知らない。
しおんが生きているのか、はたまた日本という国が継続しているのか、何も知らないが

また、みんながルールを求める時が来るんじゃないかと。


縛られなすぎて、逆にみんなを守ってくれる決まりを求めるんじゃないかと。


ホッブスは、人々はより自由に生きるために権力者を求めると言った。

ルソーは、人々の自由を守るために法律を作ると言った。


自由を本当に自由だと感じられるようにするには、一定のルールが必要なのに

少しずつそれは消されていっている。

今は、それによって自由を手に入れていると思っているけど

いつか、自由な世界しか知らない人たちは、ルールを求めて今の人たちが消していったルールを作り直すんじゃないか、と。


これを考えたって、何もない。

ただ、なんとなく世界の色んなものの境界線をなくし、ルールを消し去ろうとしていくことに少し寂しさを感じていることを言語化したかった。

縛られていたからこそ、結束できたことだってあるし、だからこそ忘れられずに済んだこともあると思う。


今のしおんには、この時代の流れはあまりにも早くて寂しくて、心まで受け入れるのには少し時間がかかりそう。

サポートしてもらったことないから、してほしいな