for serendipity1218「設計思想かな」
鳥取で43年間、「定有堂書店」を営んでこられた奈良敏行さんの『町の本屋という物語-定有堂書店の43年』(三砂慶明編、2024)より。
奈良敏行さんが話されることはいつも1つで、「町の本屋」とその「物語」だそうです。京都の書店会館へ話に来ませんか?と誘いを受けたときのお話が書かれていました。「何を話すの?」と他の書店主に聞かれたとき、出たことばが「うん、設計思想かな」だったとのこと。(101p)
「設計思想」。僕もひかれることばです。「○○思想」といえば、たしか名将・野村監督のことばですが、「打順思想」ということばを聞いて驚いたことがあります。