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siomemo858「青年の思索のために【新装版】」

「和ごころ農園」の伊藤和徳さん(岐阜白川)から教わった下村湖人さんの『青年の思索のために【新装版】』。昭和30年に新潮社から出た本が2009年、新装版としてPHPから出ているものです。あとがきにはこの本を20代のころから座右の書とされてきた鍵山秀三郎のことばがありました。読み終え、たしかに良い本であったと感じる一冊でした。

この本のなかに「一人一研究」についての記述があり、伊藤さんは僕(塩見直紀)が提唱するコンセプト「1人1研究所/1人1研究所社会」のヒントになるのではと教えてくれたのでした。「一人一研究」を言い出したのは誰なのか。気になります。大正時代、農村の副業を国が奨励します。それとのつながりは? などなど。いままで考えてきたことと、これからの探究のなかで、わかってくることがつながっていき、そうしたことから「これからの社会のビジョン」が浮かんできたらと願います。伊藤和徳さん、そして下村湖人さん、ありがとうございます。


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