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siomemo1069「つくる〈公共〉50のコンセプト」

以前、1度だけ訪れることができた「せんだいメディアテーク」(仙台)。せんだいメディアテーク開館20周年記念誌『つくる〈公共〉 50のコンセプト』(2023)にひかれたのは、「メディアテーク」×「書名=つくる〈公共〉」×「コンセプトマニアとして、どんなコンセプトが入っているか」、気になったからでしょうか。「わたしたちの社会や公共について考えるためのキーワードを、市民活動の実践者、アーティスト、研究者など50人が読み解き、50のコンセプトに」。50コンセプトは以下の通りです。

第1章 なじみの言葉をとらえなおす
市民/コミュニティ/学び・学ぶ/広場――日本に広場は可能か/アート/デザイン/メディア・ポストメディア/費用/サービス――生きる意味を与える/余暇

第2章 経験を言葉にする
わかりやすいはわかりにくい――ぐずぐずする権利/しらべる/研究者と表現者――世界の複雑さと、どう向き合うか/「プロ」と「アマ」――あるいは、「仕事」と「遊び」のリディフィニション/変な人/パーティー/他者と対話する/伴走する/プロジェクトが生まれる――命を吹き込む人/地方のアクチュアリティ――このあたりの眺め/定点観測――境界に立つひと/同時代性という尺度――コン・テンポラリーをどう認識するか/忘れること――たとえば引き出しの奥の手袋など/語れなさと伝承/メディエイター――旅する身体/「協働」の意味――「誰ひとり取り残さない」/18歳(未成年/ハイティーン)――ユースてつがくカフェの足跡/差異からはじまる/ふれあい/「聞く」こと/物語り/記録と想起/人を撮る――カメラを向けるまで、その後に/市民アーカイブ――アーキビストなしのアーカイブ/都市の土着性/半分ひらく――隙間風の吹く小宇宙/カフェのアクティビズム――「たまたま」が多発する場/批評的態度――古本屋のノート/地域文化の小商い――今すぐ市民が使えるアーカイブの提供/利用者とお客様/図書館と自治/変化するプラットフォーム/実行委員会/合意の形成――三方一両損と井戸の茶碗/トライとエラー

第3章 これからの社会に問いかける
"わたしたち"とくらす/老いていくこと――あるいは若さと老い/それぞれのリズム、ペース――ときにはクロックをあわせてみる/質を問う......八木まどか/ルールをつくる――ここに自分が含まれているという感覚





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