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siomemo918『はじめまして農民美術~木片人形・木彫・染織・刺繍』

「農民美術」ということばを知ったのはいつだったか。以来、提唱者である山本鼎や大正時代、長野(現在の上田市)で誕生した「日本農民美術研究所」、国や県でおこなわれた施策「副業課設置」などに関心をもってきました。故郷・綾部の近く、「天橋立」で有名な宮津でも農民美術の動きがあったことを丹後郷土資料館の学芸員・青江さんから数年前、教わりました。名物「股のぞき」をモチーフにした木彫」(橋立人形、宮津人形)の実物は写真でしかまだ見たことがなく、この本にも掲載されていなくて残念。編者のひとり・宮村真一さんは農民美術研究家とのこと。いつかお出会いできたらと願っています。


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