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for serendipity949「私自身がことばで限界をつくっている」

「詩業家」という肩書をつくった詩人・上田假奈代さんの『釜ヶ崎で表現の場をつくる喫茶店、ココルーム』(2016)より。

ここにきて、また「仕事」というものを考えることになった。資本主義の日本の社会で何を仕事とするのか、詩の仕事があるとしたら、それは何か。半年ほど悶々と悩んだ末に、私自身がことばで限界をつくっていることがわかってきた。その限界を乗り越えることばをみつけることができれば、きっと乗り越えられる。(47ー48p)

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