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数日前の「siomemo849」でも書いたのですが、この1~2年、いろいろな本を読む中で、よく出て来ると感じてきたのが、ギリシャ神話の「シーシュポスの神話(岩)」とプルーストの『失われた時を求めて』でした。人なら誰か。大正生命主義、思想史、アナキズムなどに関する本が多かった影響かもしれませんが、幸徳秋水(1871ー1911、明治4ー明治44)をあげたいと思います。久しぶりに読む吉川弘文館の「人物叢書」を2024年の年始本の1つにしました。以下は出版社による本書の紹介文です。→「中江兆民に私淑し、社会主義から無政府主義へ。日露戦争中には非戦論を絶叫し、弾圧に屈せずやがて直接行動論を唱え、遂に大逆事件の首謀者として死刑の処された典型的革命家。その人物は?思想は?行動は?果して彼は大逆を企てたのか。」

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