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塩見直紀の試行100(080)「1集落1デザイナー」

半農半X研究所の塩見直紀が試みてきた小さな100個(本、ワークブック、ワークショップ、ツーリズム、コンセプト、コレクション、法則など)、紹介しています。

過去、塩見直紀が自作したコンセプトが入った道具箱をひっくり返し、まだ使えるか、これからが本番か、切れ味はどうかなどセルフチェックしています。今日は「1集落1デザイナー」について。「1つの集落(村、地域)」に1人のデザイナーがいたら、集落(村、地域)の発信性が高まりますというものです。個人的には、いちばん移住してほしいなと思ってきたのは、デザイナーの方でした。そこから生まれた発想です。

僕の故郷・京都府綾部市には、「あやべ市民新聞」(週3発行、有料紙、株式会社あやべ市民新聞社)というローカルペーパーがあって、市民の6割が読んでいると言われます。僕もその1人なのですが、購読していて感じるのは、発信力のある自治会というものがたしかにあるということでした。発信がすべてではありませんが、よいものは伝えてほしい、伝わってほしいと願います。デザイナー的な人がいる集落や地区は発信力が高まっていると僕は感じてきたのでした。僕もデザインができたらよかったなと思います・・・。

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