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for serendipity1075 「清少納言は分類しない」
木原善彦さんの『実験する小説たち-物語るとは別の仕方で』(2017)で紹介されていたフランスの作家ジョルジュ・ぺレックに関心を持ち、出会った本『考える/分類する〈日常生活の社会学〉』(2000)。「思考の整理」に関心があるので、「分類」ということばがつくこの本に反応したのですね。ジョルジュ・ぺレックは日本文学にも関心をもっていたそうで、「清少納言は分類しない」とありました(127p)。「清少納言は分類しない」。そんな発想があるとは。そんな視点で読んでみるのもいいかも。
写真の右端にはミシェル・フーコーが『言葉と物』で有名にしたボルヘスの話(「シナのある百科事典」)が載っていました。分類といえば、これですね。
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