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siomemo1109「関係の時代の彫刻1968/2018」

20世紀が「もの」の世紀だとすれば、21世紀は何の時代になるのだろう。私はそれを「関係」の世紀と考えたい。(明峯哲夫・石田周一編著『街人たちの楽農宣言』1999)

大学4年のころから「言葉貯金」を始めたのですが、「関係」ということばが増えてくるのはいつからなのか、何の分野からなのか、関心があります。

(ブリオーの)「関係性の美学」で書籍検索をしたら、「関係」という言葉がついた魅力的なタイトルの本『関係の時代の彫刻1968/2018』(藤井匡、2024)とめぐりあいました。「関係」というものに着目した最初の人って誰だろうと思いながら、拝読していると以下の言葉に出会いました。

「この〈関係〉という言葉は、歴史的には、1970年前後の日本の美術界での、人間中心主義的な創造概念に対立するかたちで登場するものである」(24p)








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