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塩見直紀の試行100(088)「型の可視化」

半農半X研究所の塩見直紀が試みてきた小さな100個(本、ワークブック、ワークショップ、ツーリズム、コンセプト、コレクション、法則など)、紹介しています。

半農半Xやまちづくり等のワークショップをおこなうとき、必ず加えていたのが、「自分の型」を可視化するミニワークです。上部写真のようにA~Cに、自分の大好きなこと、得意なこと、大事だと思うこと、ライフワークなどのキーワードを3つあげます。分母には自分の活動地域、フィールド、舞台を書きます。

場所×キーワード3つの掛け算で、世界に1つの「自分の型」が見えてくるというものです。100人の会場でおこなっても、3つのキーワードがすべて重なる人に会ったことはありませんでした。場所もまた異なります。親も、家庭環境も、影響を受けた人(師)も、読んできた本も、見た映画も、旅したところも異なります。見える化されたそれぞれの人の型を見て、僕は「使命多様性」を感じたのでした。

このワークですが、まちや村(地域~集落)にも使えます。故郷の京都府綾部市のキーワードをあげると、「里山・平和」×「精神文化」×「ものづくり」の3つではないかと思っています。

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