見出し画像

siomemo1020「こころの作文~綴り、読み合い、育み合う子どもたち」

『振り返れば未来 山下惣一聞き書き』など、いろいろな本で紹介されていたけれど、未読だった無着成恭さん編の『山びこ学校』(昭和44)。2024年3月についに拝読。3月1日のnoteに僕(塩見直紀)は、「生活綴方運動」「おとなの綴方運動」「生活記録運動」を「一人一研究」など、僕らしい観点からゆっくり追いかけていこうと思っています、と書いたのでした。すると神さまは5月17日、広島市内にあるソーシャルブックカフェ「ハチドリ舎」でおこなった半農半Xトークイベントで朝日新聞記者・宮崎亮さん(広島総局デスク)との出会いという計らいをギフトしてくださいました。イベント終了後の懇親会で宮崎さんのエックスを問うと(本にするテーマは何かを問うと)、「生活綴方」のDNAを受け継ぎ、大阪で作文教育をされてきた勝村謙司さんの取り組みを本(2018)にされていることをうかがい、びっくり。思いがけず宮崎さんからご著書を献本いただき、6月拝読。この本には無着成恭さんインタビューと川地亜弥子さん(神戸大学大学院准教授)の解説も添えられていて、こちらも思いがけないギフトでした。本の帯にはこんなことばがありました。「関係性の貧困」が指摘されるいまだからこそ、届けたい1冊、と。もしかしたら、「note」×「生活綴方」とかも可能性があるのではと思っています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?