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自身の生き方を貫き、創造し続けた10人の女性画家(三岸節子、小倉遊亀、フリーダ・カーロ、レメディオス・バロ、ニキ・ド・サンファル、ケーテ・コルヴィッツ、桂ゆき、いわさきちひろ、マリー・ローランサン、メアリ・カサット)を若い世代に伝えるための本『女性画家 10の叫び』(堀尾真紀子、2013)より。

ケーテ・コルヴィッツの章で出会ったケールの自伝的著作『ケーテ・コルヴィッツの日記-種子を粉にひくな』(2003)。副題「種子を粉にひくな」は詩人ゲーテの言葉からきているとのこと(107p)。

20年ほど前のこと。僕(塩見直紀)は「種子系のことば」を集めていて、そのころ、「種子を粉にひくな」と出会ったことがあり、久しぶりに再会でした。僕たちはいまも相変わらず、取り返しのつかない大変愚かなおこない(粉にしてしまう!)を重ねている最中なのでした。


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