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siomemo914「青鞜の時代~平塚らいてうと新しい女たち」

齋藤孝さんの本のなかに、宮本武蔵・松尾芭蕉・千利休・世阿弥・葛飾北斎の5人に学ぶ おススメ本『「型破り」の発想力』(2017)があります。この本から内村鑑三の『代表的日本人』を連想する人も多いでしょう。こちらは西郷隆盛・上杉鷹山・二宮尊徳・中江藤樹・日蓮の5人の生涯をあげています。この2冊はコンセプトが違うので選ばれた人物は異なるのですが、こうした本に出会ってきて、僕が思ってきたのは、「自分ならどんな5人を選ぶか」「そこから自分がめざしてきたもの、自分のテーマが見えてこないか」ということでした。コンセプトから人物を選ばず、人物から浮かんできたコンセプトを知るという考え方です。僕が20代の終わりころからひかれてきたのが内村鑑三でした。講演録『後世への最大遺物』に大きな大きな影響を受けてきました。今日の本『青鞜の時代』(1988)は、いつの頃からか「平塚らいてう」が気になる人になっている理由を探るため、そしてその時代への関心からです。3人目をあげるなら与謝野晶子でしょうか。この3人から見えてきた自分のテーマを自分なりに言語化してみましょう。そして4~5人目をあげるなかでさらに見えてくるものが何か、楽しみです。




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