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siomemo735「ロラン・バルトによるロラン・バルト」

『彼自身によるロラン・バルト』を石川美子さんが新訳(2018)。自伝の伝統的な形式(時間軸)ではなく、350ほどの断章。各断章のタイトルをアルファベット順に並べて表現。バルトの新しいエクリチュールは世界を驚かせたようです。古典的編集手法AtoZを京都市立芸術大の博士課程で探究していた際、論文指導の先生から本書を教わり、影響を受けました。以来、バルトを敬愛することに。いまあらためて再読。


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