メモ写真127「パンとサーカス」
詩人ユウェナリスは古代ローマ時代、「パンとサーカス」ということばで警鐘を鳴らした。無償で与えられた「パン=食糧」と「サーカス=娯楽」によって、市民は何も考えなくなってしまっているのではないかと。あるとき、観光を専門とする先生が、観光とはこの2つを提供することと言っていて、驚いたことがあります。観光で提供すべきは何だろうと考える、よいきっかけとなりました。天職観光というコンセプトはそうしたこともあり、僕は提唱しているのでした。
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