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セレンディピティのためのことば475「多岐亡羊」

加藤徹さんの『漢文力』(2007)より。枝道が多いため、逃げた羊を見失ってしまう。道を求める者が末節にこだわり、真理に到達できない。学問もあまりに細分化しすぎていて、真理が見失われてしまう。「玩物喪志」はいまの時代にぴったりのことばだと思ってきたけれど、この「多岐亡羊」もすごいことば、続きを考えたいことばです。


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