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塩見直紀の試行100(038)「漢字コンセプトの創造」

半農半X研究所の塩見直紀が試みてきた小さな100個(本、ワークブック、ワークショップ、ツーリズム、コンセプト、コレクション、法則など)を紹介しています。

ある本に「漢字のもつ造語能力」や「江戸末期から明治にかけての先人の造語努力」について書かれていて、とても印象に残っています。僕が思っていることは、漢字での新しい表現をもっと意識しよう、ソーシャルデザインできる漢字を、造語を創造していこうということです。ここでは、あえて、「漢字コンセプトの創造」と呼んでおきましょう。

インスパイアされた言葉を大学4年のころからメモしてきたのですが、漢字のことばも意識してメモしています。上の写真は、1~5文字をあげています。ある方が「1番美しい漢字」としてあげておられたのが、「合(あう)」という漢字でした。「助け合う」「補う合う」・・・。時代はますます「合」な方向へ、ですね(上部は「合」の文字がありますが、切れています)。

「昇華」は高校時代、国語で出会った言葉ですが、影響を受けた言葉です。「守破離」も最高ですね。好きな方も多いでしょう。故郷の綾部市は、合気道の「型」が生まれたいわば発祥地ですが、創始者・植芝盛平翁のことば「武農一如」もすばらしいです!○○一如系のことばなら「剣禅一如」「心身一如」などもありますね。最後は「日日是好日」。パンデミックの「特別な夏、2年目」ですが、そうであってもなくてもめざす境地です。英語のコンセプトもつくれるし、やまとことばでも表現可能。漢字も得意。そんな人になりたいと思っています。

ちなみに、塩見直紀が提唱している半農半X、天職観光、1人1研究所社会、使命多様性、人生探求都市なども基本は漢字系コンセプトです。

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