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for serendipity1112「小説を書いてみようか。」

ファン・ボルムさんの『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』(2023)、あとがき(作家のことば356p)より。何月何日の何時何分か、覚えていないそうですが、1冊目のエッセイ集が出て、次の本になかなかつながらないある日、「小説を書いてみようか」と思ったファン・ボルムさんは数日後、本当に書き始めました。書店の名前の最初の文字は「休(ヒュ)」にしよう。店主はヨンジュで、バリスタはミンジュン。この3つのアイデアだけをもとにして、最初の文章を書き始め、あとは、書きながら決めていったとのこと。 そしてそれが願い通り、「自分が読みたい本」になっていく。

僕たちのこころにも「小説を書いてみようか」を忘れずに。



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