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【FF14】エーテル学がわからないので教えて下さい【7.0】

※ネタバレしか無いです。サブクエなども含まれます。
※7.0メインクエがしっくり来てない人が書いています。また、妄想と感想文が入り混じっています。ご注意ください。


ガンゴッシュ行って撮ってきたら何もかもwikiに載ってたすごいや

そもそも正直なところ、7.0メインクエ、夢オチだったらいいなー…
って思っているくらいには Not For Me ではあったのですが、全てが嫌だったわけでもなく、世界設定というか、哲学的な部分は好きで、疑問が解決できなくて、他の人の感想や考察を読み漁るもどうしても気になって夜も眠れなく(FF14は全く関係なくいつも通り睡眠が浅く)なってしまっているので自分用メモとして、頭を整理する気持ちで書いてます。

エバーキープのシステム周りのエーテル学についてです。


まず、生命体のエーテルはミコトの発言、モンティシェーニュ学長の発言からはっきり言われている通り、

  • 生命力のエーテル

  • 魂のエーテル

  • 記憶のエーテル

の三つにわけられます。

生命力のエーテル

生命力のエーテルは、魔法で発散したり、食べ物から摂取するなど、流動的な存在です。

魂のエーテル

星海に還った魂のエーテルの行く末については、二つの説があります。

  • ほどけて無垢のエーテルとなり、 いずれ別のエーテルと結びついて、 新たな魂を形作る

  • ほどけないままで物質界に流れ、 別の生命として再誕する

学長的にはどちらの説もありえそう、という推測がされています。

レギュレーターの仕組み

カフキワ : まず、生きている人間に「人の魂」を注入すれば、
生命力が増幅されて、普段よりも強い力を得ることができる。
---
カフキワ : もちろん、ストックされた人の魂は、
負傷による死に対する蘇生にも利用可能だ。
ミンフィリア : わたしたちが生きている「物質界」で生命が死ぬと、
通常、その魂であるエーテルは砕け散り、「エーテル界」へと還ります。

強化の場合

  • 無垢のエーテルが、結びついた先の魂エーテルとは混合せず、生命力エーテルに変換される

  • あるいは生命力エーテルにブーストがかかるようなバフとして変換されずにそのまま存在している

蘇生の場合

  • 砕け散った魂が還元されないよう修復するエネルギーとして消費

  • あるいは生命力のエーテルや記憶のエーテルと結びつける作用に無垢のエーテルが消費される

  • それとも砕け散った魂自体はオリジェニクスに送信されて、保管した魂と入れ替え??

といった感じなのでしょうか。わかりません。

例えばハイデリンは、力を使い切り、魂すらも残らず星海に還ることはない、という話でした。魂のエーテルというのは、基本的に、別のエネルギーに変換して、消費可能なものってことですよね。

永久人とは

スフェーン : 私がゾラージャ王と手を組んでいた理由は、
永久人を生かすためのエーテルが欲しかったからなの。
生者を殺すことで得られる、生命力のエーテルが……。
メインターミナル : 永久人のみなさん、ご安心ください。
生命力のエーテルは、間もなく供給されます。
「魂」は、最終処理工程のため、上層へ。
「記憶」は、秘匿経路を通じてメインターミナルへ。

ミコト先生の解説と上記内容をまとめると、

ゾンビー=生命力のみの存在
ゴースト=魂のみの存在
過去の記憶を持つ幽霊=魂+記憶
永久人=生命力+記憶

という存在だということがわかります。

永久人は記憶からの再現体ですが、その構成はどうなってんのか未知数です。巴術士の魔法生物、アニマウェポンのアルダシールの作った人造精霊あたりが近い存在なんでしょうか。プリザベーションにクルルの両親の技術が応用されてしまったことから、巴術の結果の産物だと仮定するとなんかしっくりくる気がしてきました。

というよりは、第一世界のアーモロートで再現されつつも自動応答というよりは思考する幻影であったヒュトロダエウスに近い存在でしょうか。うーむ。

生命力だけだとゾンビー、というのは、生命力+肉体の時の話なんでしょうか。ゾンビー、そんな感じだから多分そうですよね。

オリジェニクスで加工された記憶は、ターミナルで維持され、生命力は、何かしらの別のシステムから供給されているらしいものの枯渇しており、メインクエストの通りの悲惨な結果に終わりました。

また、永久人が記憶の状態によって見た目が変化するのは、メタ的に言ってしまえば泣かせるための設定ですが……

ミコト : ただ、「記憶」とは必ずしも真実を正確に記録していません。
時間経過と共に記憶は風化、劣化するものですし、
そもそも最初の過程で間違った事実を記録する場合もあります。
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ミコト : 表層意識、すなわち「認識した情報」の方がよほど嘘が多い。
意図せず誤認された情報、意識的に改竄した情報、
事実を無視して願望が記憶として保存された情報……。
ミコト : 「無意識に記録された情報」が重要と言った意味を、
ご理解いただけたでしょうか。
つまり、無意識にこそ「真実」が眠っている……ということです!

ということなので、表層の記憶と、無意識の記憶が、流動する生命力エーテルの間で揺れている感じのなんかそういう存在……みたいなことなんでしょうか。妄想。

未練のある永久人が消えないのは、そもそも、記憶のエーテルが、何かしらと結びつくことで力を発揮する的な物質だからなのでしょうか。通常は魂と結びつきますが、生命力と結びつけた場合に於いても霧散しない、糊付け的役割のあるものなんですかね。記憶+生命力エーテルがあれば思考する存在になることも明確ですので、記憶のエーテル、つよいですね。

果たして人の本体とは、思考する自我なのか、魂なのか、記憶なのか、なんのか、みたいな哲学ってことですよね。そういうのは大好物なんですけどね。

永久人は記憶の残滓とも言える気もしますが、何かしらの生命体的循環が発生していそうですし、シナリオ内でも「確かに生きている」と表現されていたので、なんか……全員消しちゃったよ!!!納得できねぇ!!!!という気持ちは間違ってないですね。消す理由がもっと強く押されてたらなー。苦々しいですなぁ。

もちろん、永久人のシステムって、破綻してるので、いつかは終わっちゃうのは確定だったんですけどね。出生率低下の遠因のようですし。別のシステムに置き換えるとかできたらよかったですね。何を考えても後の祭りだ……。

星海=エーテル界に還るのは魂のみ

ジオード : レギュレーターは、常に装着者の記憶を収集し続け、
死によって一時的に記憶が霧散したとしても、
復活後に転写してくれる。

記憶というのは、魂に固く結びつくのか、霧散するのかよくわからなくなりました。ここで言う霧散する記憶というのはあくまで表層の記憶だけなんでしょうか。

星海に還るのは魂だ、と明確に言われてますので、とりあえず記憶というのは、それ単体では星海に還ったりするようなものではないようです。

ということは永久人は霧散して消えたんですね。消えたと言っても、完全なる無となったわけではなく、環境エーテルと化したってことでしょうか。この世界にもエネルギー保存の法則があるならそういう感じですよね。と思いましたが、

ヤ・シュトラ : まさに、そのとおりだったんだわ。
人から獣に転じた瞬間に、エーテルが腐り落ちてしまうのよ。

エーテルが腐り落ちると無になるそうです。うーん記憶のエーテル、どこへ行ったんでしょう。完全に消し飛んでしまったのか……。風になって大きな空を吹き渡っているのか。

なんにせよ、ならば憶えていろってことなんですよね。

ソリューション・ナインの魂資源文化

上記画像のラハが言っている通り、レギュレーターの仕組みと、星海に還る魂の仕組みは、現象としては同じっぽいです。

それを否定する理由がシナリオ上では薄く感じられて、なんでみんなそんな毛嫌いするん?気持ちはわかるけど……。という感想になる人は多いようです。私もどっちかというとそんな感じです。

魂が使用された場合、完全に消費されるのだとすると、魂資源めっちゃ枯渇します。一人が三人分使っても、その一人が亡くなってエバーキープで管理されるのは一人分だけだとするなら……めっちゃ減ります。もしめっちゃ減るなら、そりゃ否定するよな、と納得します。星の命削れてる系。

でもめっちゃ減るのだとしたら、そもそもエバーキープのシステムが成り立たない気がします。確かにマモノの魂も使えはするのですが、それだけで成り立たせられるわけなさそうですし。減ってなさそう。

追記:
あ、ゾラージャがたくさんの魂を取り込んで、斃された時に魂がぽぽぽぽって解放されてる描写がありましたね。ということは、蘇生や強化で魂が消費されて消えるということは無いってことか。魂一つ一つは形を変えず還元される感じですね。

あるいはそもそも、魂というのは、個人を識別するものであり、それを道具として使うって理解できない。という認識がエオルゼア人は結構強いのかもしれません。

ヒュトロダエウスやエメトセルクは、エーテルを色で視ることができます。魂の色は、一人一人の魂ごとに違うわけで。

漆黒秘話第4話にて、不死鳥のイデアに、魂が宿る話がありますが、魂は、唯一創造魔法で作り出すことができない、星からの賜りものと称されています。そのような自然信仰的感覚が、エオルゼアに脈々と受け継がれてきたのなら、否定的になるのも頷けます。妄想補完です。

生物として単独で存在できないものは、いかに外殻をそれらしい形にしようとも魂を得ることはない。
ある種の現象、魔法生物といった存在になるのだ。

ちなみに上記も、同じ秘話の中での記述です。永久人ってやっぱり、とっても、なんとも言えない存在です。うーむ、なんとも言えないなぁ。

レギュレーターを付けた人たちを彼らが視たら、どんな風に見えていたのでしょうか。



それはそれとして、死者の記憶が無くなるのは、精神衛生が生き残りに必要だったから、というのは理解できるんですが、某サブクエで、死者の記憶が消えてるばっかりに食の楽しみを失った人が出てくるので、精神衛生の維持に効果的かどうかはイマイチ欠陥のあるシステムのような。普通に薬とかじゃだめだったんか。死者が多すぎて、一時的にはその方が効率的だったと予測します。

などなど、考えさせられることが多いFF14というゲーム、長文を書かせる力がすごくてすごいです。文字をひたすら並べられますね。

おしまい。


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