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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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【FF14】クリア感想【7.0メイン】

主に、メインクエストの感想記事です。ネタバレしかないです。

まず、7.0のシナリオ最高!大好き!という方は、今すぐこの記事を閉じましょう。

今回のシナリオは私向けでないと感じる部分が多くあり、この記事にはネガティブな内容が大いに含まれます。ポジティブな内容から書いていきますが、ご注意ください。



ポジティブな感想

というわけで、先にポジティブな内容から行きます。


エレンヴィル

エレンヴィルがずっとかわいそうです。本当にずっとかわいそうです。あたまからおしりまでかわいそう。なんでこんなかわいそうなんですか。吉Pは推しを酷な状況に追い込む性癖でもあるんですか!?!?これ、ポジティブな内容か?w。いや、カットの表情の演技がものすごくて。痛烈。エレンヴィルは強くて一人で立ち直ってしまいましたが……これからもっとたくさん楽しい冒険しようぜ!な!

ラハ

遊園地兼ゴンドラデートありがとうございます。合掌。🙏
永久人より先に成仏するところでした。いや嘘です。
ゴンドラデートの内容がしめっぽすぎるからです!!!!!!
まあでもなんていうか、ああいう崩壊前の世界でのデートって美しさとえっちさがありますよね。悪くはない。

爆発列車のシーンも格好良かったし良かったです。っていうかラハに限らず、爆発列車のシーン最高でしたね。

いやーラハとのあれこれもっとください。いくらあっても足りませんから。右手にエレンヴィル、左手にラハで行きましょう。あれ。なんか空気良くなさそう。

世界観

多種族国家、さまざまな種族が一緒に住んでる感じ好きです。マムージャの子供かわええー。それこそ、FF9もそんな感じですが、サガシリーズとかのロボもモンスターも一緒に住んでる感じとか好きでして。
そして、いやー、いいですよね。生命をもてあそぶかのような近未来超科学、それはそれで、生き残るための一つの手段にすぎなかった。哲学できる内容は好ましいですね。好きです。

マップ、景観、BGM…

いやもうほんと、全部良い。最高です。

ただ、好きなんですけど、なんていうかソリューションナインはどうしてもPSO2に感じて、キャス子になってホバー移動したくなりますwNPCからは素晴らしく運がないな君は……って言われそうですねw

サブクエ

まだ2エリア分しかやってないのですが、好きな話が多かったです。モロコシ様に早く会いたいです。ういうい。

第一世界のあいつら

鉄道会社のみなさんに気づくシーン良かったですねー。なんかすごくほっこりした。というか第一世界が好きだ。漆黒が好きだ…………。

クルルさんの笑顔

かわええ。

リビングメモリー

泣きます。つらい。無理。良い意味でも悪い意味でもとても苦手な場所です。カフキワさん超美人で声も美人で性格も美人で良かったですよね。
ああ……。

つ づ く

プリザベーションってなんだよ!!!!!!!誰だよ!!!!

世界を繋ぐ力として渡された鍵にアゼムのマーク、リアルゼアでいえば太陽のマークが出ていたので、何かしら古代人と関係があるのでしょうか。

というか、そんな大事な鍵、うちの子、アゼムのクリスタル同様ぽっけからぽろっと落としたりしないかがめちゃくちゃ心配です。ウクラマトから物を頻繁に預けられた時にもヒヤヒヤしていました。

ラスボスのマップが次元黄道、黄道といえば太陽の見かけ上の通り道です。黄道十二宮といえばアシエンの座の元ネタにつながるあれですので、なんかしらあるのか。なんなんでしょうか。詳しい人がきっと何か言ってるはずなので後で考察漁って読もうと思います。



ネガティブな感想

ここからはネガティブな内容です。読んだ後は、心の中でお焚き上げしておいてください。南無。


全体的に違和感が強い部分

簡単に箇条書きします。

  • BGMの付け方。内容に合ってないと感じるものや、タイミングが気になるのが多かったです。

  • カットの間、テンポ。一部ですが、気になりました。

  • 「路」という漢字が頻繁に使われるのはこだわりかと思いますが、一般的ではないっぽいのに使用理由がわからず、使われるたび気になる病気にかかりました……。

  • 説明して欲しくない部分が説明されてしまい、逆に、説明不足と感じる部分が多かったです。

  • ヒカセンの会話選択肢に共感するものが少なく選びづらかったです。

  • 危機迫ってるように見えて、それほど緊迫した状況ではなく、まだ余裕がある、という部分の理由づけがちょっと強引で後付けというか、違和感がありました。

  • 人数多いと話進まないので仕方ないのですが、班分けがちょっと強制的すぎる感じがして気になりました。

主に、この辺りがどうにもひっかかって、読むのがちょっとしんどかったです。

私向けではないと思った部分

これは、単純に好みの話です。暁月までのストーリーって、基本的に、理不尽や絶望に、底力で立ち向かう、的なものが多かったです。覆す、まではいかずとも、抗い、断ち切り、その先には、必ず、キャラクターたちが希望を見ている感じがありました。

対して今回のシナリオは、起こってしまった悲惨な事態に対して、底力でうおおおお!なんとかしてやんぜ!みたいなものは特になく(話の流れ的にはあるように見えるんですが、感じ方の話です。細かなニュアンスが伝えづらいです。)受け入れて事後処理する感じばかりで、現実的で、とても鬱だと思いました。私にとっては。ニーアとかで見られる詩的な美しさの鬱は好物なのですが……。

もちろん、ヒカセンは世界を救ったあとの見守り役、ウクラマトの後方彼氏になってるので、自分がなんとかする、みたいなのが薄れるのは当たり前なのですが、どうにも、自分の足で歩き、選択して道を切り開いている感じがなくて、歩かされているなぁ……という感じがしてしまいました。

対話による解決

これも個人的な思想なのですが、対話による解決、という話が出てくると嫌気が差してしまうタイプです。話通じないという現象に強く悩まされ解決できずにいるせいですが、それでも、物語の中でくらいは、対話で解決にチャレンジしたらいいじゃないの……なんとかして見せてくれ!と思って見てました。

それが、ゾラージャが狂人になったら、対話じゃ無理だぜ!武だぜ!という流れになってしまったので、ええええええええ!?ってなりました。うーむ。対話を望んでない人に対してはそれで良いのか。

グルージャジャの死

死亡フラグ立ってましたけど、あの時点で殺されるのが、シナリオ都合としか思えない演出に感じてしまい悲しくなってました。

暁月でニッダーナが塔に取り込まれるシーンも、おいおい、ヒカセンどうにかせんのかい!!!とツッコミを入れてましたが、暁月までのヒカセンは、どうもぽんやりしていて危険察知能力が薄いところがある、という描かれ方をされてたので、ギリギリ、納得してました。笑。ギリギリ。

確かに、グルージャジャが、これは決闘だ邪魔するなということを言うのですが、邪魔するなと言われて素直に手を出さず、下でも戦闘が続いているにも関わらず棒立ち暁メンバーには違和感しかありませんでした……。

そして、それをウクラマトが、後付け的に、邪魔するなって言われてたからどうにもできなかった!と説明しちゃうのが、説明しないでくれーー!となってしまいました。

そうするなら、物理的に邪魔できないように、壁とか柵で塞がれてて欲しかったです。

ゾラージャ

グルージャにしても、彼にしても、母親が不明です。なので、最初はその辺りに何か彼が狂ってしまった原因が……?とか思ったのですが何も語られないです。元から狂ってるやつ、ということだったのか。プレッシャーなのはわかるんですが。うーむ、後に語られるんでしょうか。また、ゾラージャが目指す過激な平和思想に至った理由も明かされません。何故頑なにその思想にこだわったのか気になります。

そして、ウクラマト自体も後悔していますが、ラマチと呼ぶくらいには仲はとりあえず良かったように思われるのに何故……。もちろんこうしたすれ違いはよくあることですが、すれ違ってしまった理由というか、もう少し彼の過去の描写が欲しかったです。

バクージャジャ

いや、好きですよ。ああいう不良が猫拾って育ててる的な存在。
ただちょっとなんていうか、強引というか、もう少し葛藤が欲しかったです。彼が悪に進んだ事情はわかるんですけど、心の葛藤は卵が廃棄されてるのをリフレインする1カットくらいしか描かれなかったので、もうちょい、こう……。

スフェーン

なんかこう、優しいのはわかるんですけど、感情移入できない存在でした。生前の彼女をよく知らないので、意志の捻じ曲げられた永久人状態の彼女をどうやっても好きになれないというか、でも、好きになりたいのでもどかしかったです。そこまで優しいのなら、自国のために他国の人を蹂躙するようなことなんて出来なさそうですが、それも捻じ曲げられてるから出来てしまうってことなんでしょうか。ゾラージャの手を取る選択肢を選ばざるを得なかった理由が、もう少し強かったら私は納得できたんでしょうか。うーむ。ちょっとよくわかんなかったです。

ウクラマト

ウクラマトの好きなところは、脳筋で素直が故の可愛いところと、ツッコミが意外と鋭いところです。好きです。なので、そういう部分はもっとマシマシにしてもらえたらより私向けでした。どこか惜しい部分を感じずにはいられなかったので、今後に期待してます。コーナも含めて、もっと性癖に刺さるような描写が欲しいですね。

クルルさん

私がある意味一番絶望したのはクルルさんです。
せっかくピクトマンサーになったのだから、絵を描いて事件を解決するなり、もっと活躍して欲しかった……。
そして、両親やガラフの残した謎について、もっと心の底を打ち明けるような感じで相談してきて欲しかった……!!うおおおお!!!距離が遠いんじゃ!!!!!
ふたり旅のシーン欲しかった!あ、え?エウレカでやったじゃないかって?ええ?でもぉ……。あれはなんていうかぁ……。

クルルさんともっともーーーっと仲良くなりたいので、今後のシナリオに期待してます。何卒よろしくお願いいたします。


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