山雅が忘れてしまったもの
J2リーグ戦も残り3試合となり、山雅OBの方が心配してくださったり、久しぶりにアルウィンに来てくれた方もいらっしゃると思います。
ありがたいと思う反面、普段からいる自分としては「このクラブは今年でなくなってしまうのだろうか(笑)」と思ってしまうほどでもあります。
ホーム山口戦は1-1の引き分けでした。
勝ち点を1積み上げたものの、順位は最下位のまま。
現状で言えば、次節のアウェイ相模原戦で
山雅●⇒20位以下が確定
山雅△⇒19位以下が確定
降格という言葉はあまり使いたくは無いのですが、いよいよそこまで来たのかなという感じです。
そこで本題。
山雅が忘れてしまったものとはなにか。
山雅らしさとかひたむきさとか泥臭さとか?
チームも、選手も、ファン・サポーターも
勝ちたいという気持ちは一緒です。
諦めている人などいません。
ではなぜ勝てないのか。
戦術?
気持ちの問題?
スタジアムの雰囲気?
確かにそうかもしれないですが、あえて単純に言います。
勝ち方を忘れてしまったのではないでしょうか。
いつのまにか、負けることに慣れてきてしまっている。
それは、負けたらブーイングしろとか厳しいことを言えとかということではありません。
勝ち方を忘れてしまったから、勝つべき試合で勝てなくなってしまう。
そんな後半戦だったように思います。
例えば算数で 5+2×3 の問題が出たら、答えは11と出るはずなのに、
掛け算が先という解き方を知らなかったり、式をよく見ないで慌てて答えは21と出してしまうと当然正解にたどり着けない。
それに似た感じを受けています。
得点が取れない。
先制されるとそのままの展開で試合が進んでしまう。
得点を取ってもすぐに失点してしまう。
言い方は悪いですが、もしかしたら勝ち方を忘れてしまっているから勝ちにたどり着けないのではないか。
これではいくら選手も応援もどんなに頑張っても勝ちにつながらない。
そんなことを思った山口戦後でした。
*****
そしてふと気になった、諦めないという言葉。
諦めないことは大事なんですが、それを言いつづけて勝てずにここまで来てしまいました。
個人的には諦めないと言うより
最後まで何が起こるかわからない
という言い回しのほうがしっくりくるように感じています。
残り2試合。
最後まで何が起こるかわかりませんよ。
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