見出し画像

洋子のはなしは信じるな~すきな男はマルチ商法スターターパック!?編~【日記】

ね〜!もう、なにを信じていいかわからなくなってしまった。あと、ともだちってどうやって作るんでしたっけ。

平たく言うと、友人、ひいてはすきなひとにアムウェイ勧誘された話です。最初に、マルチ商法自体は全然いいです。各々でやってください。ただ、今回はやり方が気に食わんかったという話で、ハイパ〜主観です。なんかこのひと、夢とか人生とかの話多いな〜とは思ってたんだよ〜!あと金の話。今そんな話はしていないが…ってときに、面舵いっぱいに上記の話に振るしな。「成功」を「成幸」って書くの、アムウェイあるあるだったんかい。

普通にさ、最初は友人関係で始まって、世間話のトーンで「もう少し大人っぽくなれたらな〜」とか「ネガティブなとこあるんだよね〜」って話したら、「しおちゃんの悩みを解決してくれそうなひとの話聞きに行かない?」って言われて。そこまでじゃない…とは言えなかった。男性脳と女性脳のあれかな〜と思ってた。解決策を提示してほしいのか悩みを聞いてほしいだけか、のあれ。

内容としては、情報の取捨選択の話と環境を変えるべきという話と人生とお金の話、あと自分たちが楽しんでる話。これ、わたしが今の精神状態だと相手方にすごく悪い印象を抱くように書いてしまうのですが、「インターネットやテレビの情報は嘘が多いので信じない方がいい→コミュニティを拡げればその中に専門家(その分野に関わる仕事をしているひと)がいるからそこの情報を信じた方がいい→人間は環境動物だから人間性を高めるには今のコミュニティを抜けた方がいい→自分たちのコミュニティはいろんな専門家がいるしみんななかよくてたのしい!いろんな遊びしてる!」みたいな。要するに、今のコミュニティを抜けてこちらに来て、人生楽しもうや!(アムウェイで!)みたいなことだったんじゃないかな、と。

人生とお金の話に関しては、具体的に家賃や生活費などを聞き出されながら、将来の不安を煽るような話をされた。サラリーマンはだめだ!株とかも博打だ!とか。まあ、正解ではあるのでしょうね。誘導先が自営業でしたけど。あとそれとなく不労所得みたいな話もあったな。一応この段階ではアムウェイの話はされてない。自営業じゃないと人生楽しくない理論が疑問だったので、LINEで「(あれだけコミュニティ広くていろんなひとがいるのだから)一般企業で人生を楽しんでいるひとの話とか聞けないんですか?」って聞いたら、今の今まで既読無視されている。

勉強になる部分はあったし、コミュニティは楽しそうではあったけれど、なんのはなし?になってた。わたしの悩みを解決できるみたいなの、どういうロジックだったんだ。

夢をたくさんあげろ、みたいなのもあったな。将来の夢というものは、外国では職業でなくやりたいことを言うものだと。これさ、そこでみんなが海外旅行を上げがちっぽい。定型化しているのか、自分たちは海外旅行にすごい行ってる!みたいなのめっちゃ言われた。マライア・キャリーかな?海外のスターに特別公演してもらったみたいなエピソードもあった。わたしは海外旅行にあまり興味がない人間なので、その話を聞いた上で「文学になってしにたい」って言ったんですけど、友人はめちゃくちゃ困ってました。夢あげろ言うたやん。

集まりとかも多かったな〜。ホームパーティーとかセカンドハウスでバーとか。バーベキューも行った。もちろん楽しかったですよ。けれども、あれ、全部アムウェイってわかって、そこがいちばんおそろしかった。アムウェイをやっているひとたちだからおそろしいといいたい訳ではなく、アムウェイ主催の会でアムウェイ会員(9/10とかのレベル)だらけで、それを伏せられて呼ばれていたの、善意なら申し訳ないし禁止行為ではないけれど、少し気味悪さがある。

これは周りが会員だらけと知らずに参加したアムウェイの巣窟でつくったパフェ

そこそこばかなわたしでも、さすがにマルチ商法は疑っていた。上記のような話を複数人から何回か聞いたんですけど、2人目の方なんか自身の仕事に関して「自分の代わりに働くマシーンを造っている」って言い方をしていたし。あと、みんな家近かったりとか、(本自体はすばらしいけど)七つの習慣を読んでいたりとかで、マルチ商法ロイヤルストレートフラッシュ。でも、疑うのはよくない…と思って口には出さなかった。別の友人に、その集まりマルチじゃない?って言われても、ちがうよ!って否定してた。あとまあ、その友人がすきでしたので、見ないふりをしていたのはある…。
決戦は先週の日曜日。わたしと友人と集まりきっかけで仲良くなった方と3人で会うことになって、ウッキウキで行ってたんですよ。でも、話はやっぱり人生の話で、「なにか」がきっかけで人生がよくなったという話を展開している。

「アムウェイって知ってる?」が耳に入ったとき、時が止まった。言葉が出るより先に涙が出てきた。なんなんだ、なんだったんだこの茶番。

めちゃくちゃ泣いちゃった。あと、友人だと思っていたのはこちらだけなのか!とバチギレてしまった。マルチくさいけど、友人だったから。友人という事実があれば、そんなものはどうでもよかったんですよ。すべてはこのためか、と。マルチに手を出しやすいネタを仕込んで、当日は用意周到にもうひとり呼んで、そして何より、わたしのこころをあのひとたちのことでひたひたにして。すべて金儲けのためで。くやしくてかなしかった。どれだけ泣いていたかわかんないけど、わたしがあまりにも泣くから解散になった。その後の全部の予定を変更して帰ろうとしたんですけど、帰り道がわからなくなってしまっていた。

ちなみに、次の日も元々会う予定があって、きもち聞かせてって言われたからきもちを伝えたら(前回のnote)、見たこともない目で、見たこともない表情で、「職業差別やで」とか言われて、ンギャ!になった。あと、ひねくれてるだの、捉え方が悪いだの、なんかわたしが穿った見方してるみたいなことめちゃくちゃ言われて、またもや泣きながら帰りましたね。わたし、勧誘に関する批判はしましたけれども、あなたの人間性への攻撃はしていないぞ。くやしくて「あなたは時間にルーズすぎる!」とは言ってきた。

↑前回の記事。かわいそう。

今回のことでめちゃくちゃマルチ商法のことを調べていて、おそらく今回のケースは善良な方なんじゃないかと思います。契約するまで帰さないとかはなかった。勧誘すると告げられず会った形なので、そこは特商法に抵触するのでは…とはなっているけれど(本人に確認したら、おいしいラーメン屋とかを勧めるのとおなじテンションだったし、いやだと言われればそれ以上話を進める気はなかったと言われた)。

アムウェイがほんとうによいもので、稼げて、人生がよくなって、わたしにもしあわせになってほしいというきもちだけで話を振ってくれていたのならば、わたしは彼の善意を踏みにじったのだろうな。あのとき、あなたたちが加害者だ!のスタンスで糾弾しようとしたことは、自分でもよくなかったし申し訳ないと思う。勧誘をされるまでは、好意を抱く程のやさしさを感じていた訳だし。ほんとうに素敵な方なんです。でも、友人の人間性を思い浮かべて、あのひとはわたしを金にできるかという目で見ている人間でないと思いたいけれど、もう疑うことしかできなくなってしまった。これ、もしもどなたかがここまで目を通してくださって、わたしとおなじような体験をするようならば、どうかここを間違えませんように。

友人関係を続けるかはおそらくわたしに委ねられていて、どうしたらいいのかわからない。というか、もう、すべてにおいて、どうすればいいのか、どうすればよかったのか、わからないよ〜!向こうには、善意で誘ったのにそんなことを言われて心外だ、のスタンスを取られており、自分たちと関わりたくないのならもう関わらなくていい、と言われてしまった。今の居住地ですら前の会社が決めたところなのに、こんなことを自分で決められる訳がなかろうが…。あと、なんかもう、わたしが友人を信じられるか信じられないかの話になってしまっている。

ワ〜ン、むずかしいもんだいだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?