ペンレステープ(リドカインテープ)

透析の穿刺、私はそれほど痛く感じない(我慢できる)のですが、中には悲鳴を上げるほど痛く感じる患者さんもいるようです。

穿刺の痛みを和らげるため、貼るタイプの局所麻酔薬が用意されています。それがペンレステープ(ジェネリック名:リドカインテープ)です。穿刺前30分から2時間ほど貼っておくと、局所麻酔が効いて痛みを和らげてくれるのです。

透析の穿刺では1回に2枚まで使用できるようです。その他の用途として、レーザー治療の痛みを抑える用途も許容されていて、その時は1回に6枚まで使用できるようです。

このテープ、処方薬ではないので、医師の処方箋を調剤薬局に持ち込んでも入手できません。病院またはクリニックの処置として使用するものなので、透析を受けている病院またはクリニックでもらうしかありません。もらっておいて、次回の穿刺に向けて貼っていくことになります。処置としての請求になるので、月々の診療明細に掲載されることになるのでしょう。

透析においては、あくまで穿刺時の痛みを抑えるだけで、局所麻酔の効果も皮膚表面のみでごく短時間のようですから、他の用途に使用することはまずありません。

私は使ったことがないのですが、興味はあります。それでも穿刺前に逆算して貼っておく必要があるので、面倒です。

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