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29歳、韓国縦断誕生日旅行③思わぬタイミングで現実を知る2日目



釜山の何が好きって広安里ビーチが好き。
広安里ビーチの何が好きって、
朝と夜の姿が全く違うところ。
夜は若者集う繁華街の雰囲気なのに、
朝になると犬の散歩する人を何人か見るぐらいで
全然人がいないのね。
そんな静かな朝に、日の出をぼーっと眺める瞬間が本当に幸せ。
自然に触れる瞬間って、自分が何でもないものなんだって感じて、
悩んでる事とか、考えてる事とか全てがどうでもよくなるのね。
だから節目節目にこういった場所で自分をリセットしたいなって思うし、
自分の中で一番自分の心の切り替えをできる場所が広安里ビーチなんだよね。
無で朝日を眺めて、深呼吸すれば何でも出来る気がするんだよね。
そんな不思議なパワーを持った場所。

この何もなさがいい
部屋からの景色がやはり最高すぎる
いちいち可愛いのよ、さすが韓国



朝から思う存分パワー供給して寒いからコーヒーでも。
と、思ったんだけど、この辺の朝は遅い。
どこも空いてなくてひたすらうろうろしてたら、
同じ気持ちであろうアメリカンお兄やんと何度もすれ違って気まずかった。
そしてようやくカフェに入ると隣の席にいた。
みんな考えることは一緒。

海を眺めながら飲むコーヒーって幸せ50倍



リフレッシュできたところで荷物をまとめ、釜山駅からKTXに乗り大田へ。
爆睡しているとあっという間に大田へ着き、出た瞬間の寒さに驚く。
そして気づく。
”マフラー忘れた”
帽子手袋に続きさすがにマフラーまで忘れると死活問題。
人間ピンチの時は冷静になるようで慌てて駅員さんに
「I forget…」と必死に英語で伝えると、
「あーマフラー忘れたの?」
と日本語で返ってきた(笑)
喋れるんかーいっと心の中で突っ込みながらダッシュで車両に戻り事なきを得る。
ありがとう駅員さん!!!

駅で出迎えてくれた先生はテレビ越しで見る通り、
優しそうで丸くてかわいかった。
車を出してくれて驚いたのが、
左ハンドルなのと逐一ドアの開閉をしてくれる事。
これがお国柄か~と感心しながら、
先生おすすめの店へむかい昼食をとる。
詐欺が怖いのと、予想外のものを注文するのが怖いので、
一人ではチェーン店に行くことが多い。
なのでこういう時こそ個人経営のお店に行きたいという私のリクエストで、はずれにある食堂へ向かう。
と、ここで一つ問題発生。
私自身そんなに食べれる方ではなく、基本的にいつも量を減らしてもらう。
けれどふくよかな先生の体型から勝手に食べてくれるだろうと予想してしまっていたけれど、
まさかの私より小食だった!!!
「いっぱい食べなね~」と言ってくれている手前食べないわけにもいかず、
おそらく1.5人前を平らげおなかがパツパツ。

オンマがいる感じチェゴ!
とってもおしゃれなカフェでした
φ 대전 동구 백룡로38번길 19 1층 (우)34645


晩御飯は別で食べようと決め、コーヒーを飲んで一休みしたのち、
先生おすすめの世宗湖水公園へ。
「ここデートスポットなんだよね~」という先生の話を軽く聞き流しながら、公園を散策。
眺めもよく、展望台もあり、人も少ない。
雰囲気もあって確かに楽しい!だが死ぬほど寒い!湖の水は完全に凍っていてスケート場と化していたけれど、
逆に日頃見れる光景ではないのでテンションが上がった。

ここ来てもなお太陽を眺める
展望台からの景色が◎
湖完全凍結



その後、これまたこの辺で有名だというデートスポットの橋
(錦江歩行橋というところ)へ向かい、
最後にに先生から恐怖の一言。
「お腹すいたね~晩御飯食べよう」
昼ご飯を食べたのが午後2時、
勿論お腹なんて空いているわけもなく、
逆にその嬉しそうな表情に断れるわけもなく、
今日は諦めよう。と、一緒にご飯を食べることに。
ところが先生行きたかった店は定休日で、
さらに車を飛ばし次の店へ向かうもそこも休み。
どうやら食にこだわりが強いようで、
あっちこっちへ車を走らせるもなかなか辿り着かない。
4件目でようやく満足いく場所に辿り着いたようで、
そこで焼き肉を食べ再びKTXの駅まで送ってもらう。

んードラマみたい!
この地区は若いお金持ち夫婦が多いらしい
だからこんな可愛いのが多い


と、ここで更なる問題発生。
先生がやたらと終電を聞いてくる。
その時点で21時過ぎ、ソウルまでKTXで1時間、
ホテルまではソウルから30分足らず。
終電なんてものは余裕で乗れるし、旅行に来てまで終電を逃すはずがない。
それでも「ソウルで終電を逃すとどうのこうの」と言い続ける先生の様子からいろいろと察する。
どこの国でも考えることは同じなんだなあ。
でもその手には乗らないぞ!と、心の中で思いつつ、
何か言いたげな先生の話を交わしながら聞く。
「ちゃんとたどり着けるか心配だから」
(じゃあホテルまで送ってくれー)
「この時間に女の子が出歩くと危ないから」
(じゃあもっと早くに返してくれー)
と、うだうだ言いながら遂に
「特に深い意味はないんだけど、うち泊まってかない?」
総決定打を放った先生の誘いを、
「いえ、宿泊代払ってるので」と、秒殺し大田駅で解散。
いい人だっただけに残念な気持ちでいっぱいなのと、
一日遊んでもらったのにこんな終わり方をして申し訳ない気持ちをぐるぐるしながらホテル到着。
まさかの受付スタッフがいないというハプニングがあったけれど何とか部屋に入れ1日を締める。
見た目の可愛さだけで選んだけどいい部屋だった。


にしても驚いたのがプリクラハウスとカフェは24時間開いてるのね。
旅行のテンションで人生4ショット撮ってやろうかと思ったけど流石に恥ずかしくて辞めた(笑)


最後に同じお誕生日のどこの子かもわからないドヨンくんのお祝いマスコットと記念撮影して2日目終了。
ちなみにTWICEジヒョちゃんも同じお誕生日!
私たちセンイルチュッカへ〜

Happy Birthday 2.1

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