旅行とバーテンダー

旅行とバーテンダー

バーに行く機会は、友人と時々飲む時くらいだ。バーはカクテルが濃くて美味しくて、とても酔う。
旅先のバーに行くのも楽しそうだが、旅をするバーテンダーがいたらとても面白そうだ。
移動車のバーがあったり、ロボットが作ってくれる移動式のバーもあるらしい。かじった程度調べた。
流石に車での移動でないと、なかなかカクテルを作るのは難しいだろうか。
心の中の旅するバーテンダーに尋ねてみるが、「現地で調達して、即興で作るのも楽しいですね」と言っているので、そうだなあと同意したい。
もし私も、お酒のことに詳しく、技術があるのなら、そういう旅するバーテンダーになってみたい。というより、「流し」の酒バージョンのようなことをしたい。
飛び込み営業というか。居酒屋とかのお店に、新レシピを提供するみたいな。
なんというか文字にするとがめつみが出てしまうが、自由気ままな出会いと商売というのは憧れる。人と会うことが苦でないのならストレスフリーでやれそう。稼げるかは、努力次第だ。
私は人と話すのは嫌いではないが、やはり疲れる。それぞれコミュニティが転々とある、狭く浅く付き合ってきた人間である。
だが一期一会は好きだ。会えるのも何かの縁だ。一生で出会うはずもなかった人と言葉を交わせる仕事はちょっと羨ましい。フリーでいるのは、多分マネジメントがしっかりしていないとまずいのだと思う。自己マネジメントができないので、マネージャーをつけるか、こういうことをしたい人のマネージャーになるかである。うーむ。
旅行が趣味のバーテンダーが主人公の話なら、そこで事件が起きたり一悶着あったりするんだろうか。水戸黄門。
なかなか面白いテーマかもしれない。かなり資料集めが必要な気がするけど。
こういう試みをしている人のところに行ってみたいので、もう少し調べてみよう。

今回はここまで
#しおの雑文庫 #エッセイ

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