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大学を卒業できない夢に焦る社会人の話

以前の投稿で、大学生の時に3畳一間に住んでいたことをいまだ夢に見ると書いたが、これ以外にもよく見る夢がいくつかある。

大学つながりでいえば、卒論の履修登録を忘れて卒業できないと焦る夢。今となっては確かに夢なのだが、私の場合、実際に履修登録を忘れた経験がある。

虫の知らせなのか、ちゃんと登録できてるか確認した方がいいなと急に思い立ち、実際に確認したら卒論だけ登録し忘れていた。それが修正期限の2時間前。追加登録にハンコがいると知り、往復1時間かけて駅前の100均でシャチハタを調達、汗だくで事務局にかけこみ、締め切り数分前にどうにか手続き完了。3畳の部屋から出るために卒業したかったのに、卒論書いたけどそもそも単位登録忘れてたから留年します!はあまりにも情けない。とにもかくにも、最悪の事態をすんでのところで回避できて本当に良かったと今でも思っている。

それから何年も経ったにもかかわらず、あの日の夢をいまだに見る。毎回あのときと同じ温度で焦るし、なぜか修正手続きが完了する前に必ず目が覚める。夢の中の焦る気持ちが残っている上にねぼけまなこなので、しばらく「どーしよー!!!」ってパニックになる。そのうち徐々に頭が冴えてくると、「いやいや、もうとっくに卒業してんじゃん…って、今もう仕事してんじゃん!何年社会人やってんのよ!」って気持ちが落ち着く。

夢の中でそれが夢だと気づく夢のことを明晰夢というそうで、そういう夢もたまにみるが、卒論の履修登録に関しては一度も夢だと気づけたことがない。3畳一間の生活と同じで、繰り返し夢に見なくても忘れることはないのに。今では大事な作業で入力内容をあとから確認できないときはスクショ保存を心がけているから、もうそれほど釘を刺さなくてもいいヤラカシだとも思う(徹底している!とは言い切れないが。笑)

いつかもし私が母校で授業とか講演する機会があったら、絶対にこの話をするだろうなぁ…
もしや、その時まで”まるで昨日起きたことのようにはっきり覚えている”ために今でも夢にみるのかな?
そうだとしたら、早く講演依頼こないかなぁ!笑



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