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「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を観た勢いで恩師への感謝を書いてみる

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」にどハマリしている。先日の4連休でアニメシリーズや外伝を一気観して、公開中の劇場版も観てきた。内容はもちろん最高だった。この劇場版で物語は完結しているが、小説版でその続きを読めるとのことなので深い深い沼に沈んでいきそうである。

この作品は手紙を代筆する職業「自動手記人形(通称:ドール)」が主題となっており、作品のタイトルでもあり主人公のドールが様々な依頼を通じて物語が展開していく。

普段伝えられないことも、手紙なら伝えられる。

そんなテーマが主軸にあるこの作品に後押しされて、これまでずっと一緒に仕事をしてきてつい先日退任が発表された上司への感謝の気持ちを文章化したいと思った。かといって物理的な手紙は重すぎると思い、noteにつらつらと書き散らしてみた。内容は完全な自己満である。

上司について

彼についてちょっとググれば、厳つい経歴と輝かしい功績がゴロゴロ出てくる。彼が面接官の採用面接前に彼に関する記事も読んだが、読めば読むほどこの人の面接に通る気がせず震え上がった。

社会の上澄みを極めたエリート中のエリート。
でもそんな彼を一言で表すと「The nice guy」としか形容し難い。

完全に個人的なアレだが、せっかくの素晴らしい経歴等を鼻にかけそれが周りへの態度ににじみ出てる人をたくさん見てきた。でも彼はいついかなるときもナイスガイで、ひけらかすことも、周りを自分の機嫌で振り回すことも絶対にしない人だった。私は彼の秘書業務的なこともやっていたが、いつ声をかけても顔を上げて機嫌よく応じてくれ、それが本当に有り難かった。

ちなみにこの秘書業務は私の総業務量の1%にも満たない。そこには秘書業務が片手間な私への彼の気遣いがあったと思っている。その中で本当に彼をサポート出来ていたのか、むしろ恩を仇で返していないか正直不安である。

仕事の面においても常に冷静で、チームが辛い状況にあるときも持ち前のウィット感で空気を変え、リードし支えてくれた。このツイート内の発言もこの上司のものである。

そんな上司に約2年前拾ってもらい、一緒に仕事をさせてもらえて、本当に感謝しかない。マイクロマネジメントのような過干渉が一切なく、とても自由に、自分が手を挙げたことを全力で任せてもらえた。自身の振る舞いが周りのモチベーションや生産性にいかに影響するかなど、人としての大切なことが何かを、彼の背中を見て学ばせてもらったと思っている。

社内Slackで発信された彼の退職メッセージを読むたびに泣きそうになるが、日本のスタートアップの将来のために彼のような存在は絶対に必要であり、彼の新たな挑戦を心の底から応援している。


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