M-1グランプリ2023 3回戦感想

セミファイナリストも決まっていよいよ大詰めとなった本大会。ようやく3回戦を見終わったので特に面白かった出場者の感想をまとめます。
(配信終了してしまったので、文のみ備忘)

1.フースーヤ
留まることを知らないパワーとバカバカしさ。
なんとなく一つ一つがコンパクトになって、よりスピーディーになっている気がする。
決勝までかけ上がれば出順が良ければ駆け上がりそうだし、トップバッターでも会場を温めてくれそうな予感。
やってることは昔から変わらないので、優勝までは一発勝負か。

2.三遊間
しゃべくりとワードセンスの塩梅がたまらない。この若さでド正統派の力強さは実力が抜きん出ている。惜しくも準決勝進出を逃したが、今後も注目したい。

3.華山
自身の言う通りの華の無さ。それでいてこの面白さは本物の証明。やっとやっと厚い壁を突破し、狙うは皇帝の座ただひとつ。

4.豪快キャプテン
ネタが一辺倒なのに笑いが増幅していく。二人の面白さが際立つ。

5.カゲヤマ
こちらも大きい声出してるだけなのに何故かツボに。こういう人として面白い二人がチャンピオンになっていいんじゃないかと個人的に思う。

6.きっと君はくるさ
存じ上げなかったコンビたけど度肝を抜かれた。
不思議な世界観を観客に巻き込んでいて素晴らしかった。
スリムクラブや馬鹿よ貴方はを彷彿とさせる自由さ。

7.そいつどいつ
エッジの聞き方とくだらなさに思わず笑ってしまった。笑っちゃいけない⇄馬鹿馬鹿しい。緩急とはまさにこのこと。

8.ななまがり
ワードセンスが最高。このコンビも面白い二人というオーラをまとっており、トロフィーがよく似合いそう。

9.マユリカ
決勝筆頭と思う。

10.モシモシ
コントを主戦場としているが、トリオ漫才の中では頭ひとつ抜けていた。
男女の使い方も柔軟で今後が楽しみ。

11.春組織
ライブで何度も見たネタ。かなり仕上がって強いネタだっただけに、準決勝進出ならずはとても残念。

12.豆鉄砲
こちらも3回戦のネタだけでいえば決勝で十分戦えるネタだったと思う。
漫才のコンセプトが固まっているので、これからどんどんレベルが上がっていきそうで楽しみ。

なかでもフースーヤ、豆鉄砲、崋山、ななまがりは笑いが途切れず面白かった。
豆鉄砲は残念だけれど、2組には大期待。

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