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神経系をホメオスタシスに戻す意味

「日本トランスパーソナル学会」さんからご縁をいただき、ちょっと高いなぁと思いつつ、直観を信じて7、8月にポチッとしたこの本。探究に近接するけど専門領域から逸脱してそうだから、ちょっと迷ったのを思い出す。

 まだ暑かった夏の日に本当に少しだけ、パラパラ(でなく、電子図書なのでスクロールで、”ヒューン、ヒューン”、かなり飛ばす笑)観ていたけれど、昨日から本当に少しずつ読みはじめてみた。

 あ、たぶんいつも通り、全部は読まないと思う。直観で閃いたページだけをピンポイントで眺めてから氣になるところだけを何度も読み返して自分の感覚に還元して、数日から数ヶ月寝かせるのはいつものパターン。

 今日読むべき本、そのページという直観はドンピシャだった。

 近頃の探究テーマのひとつは、”自分と他者の境界が融解していくプロセス ”。実践と内省などの認知的・言語的領域での限界を感じてた。昔学んだNLPのワークも幾つか復習してみたけれど、僕はそこに共振しなかった。
 感覚(センス)つまり神経系システムの調整や深化が必要だとは思うけれど、これまで探究してきた背景を共有できる研究はないかなぁ〜て、漠然と思ってた。


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たぶん、こんなことが述べられている。

” ボディドリーミングでは、相反するものの間を行き来すること神経系をホメオスタシス(恒常性)に戻すと、フェヒナー(1873)の言葉を借りれば、自分自身の中にも、自分と周囲の世界との間にも、「より大きな調和と喜び」の状態を得ることができます。
 その結果、私たちは夢のイメージや身体的無意識の刺激に対して、よりオープンになることができます。それは、私たち自身が、私たちを通して生き、呼吸し、夢を見ているボディ・ドリーミングの世界の一員であると認識するからです。”


”相反するものの間を行き来すること”
”神経系をホメオスタシスに戻す”
”フェヒナー”

 このキーワード、その前後の記述に僕の身体は共振した。
感覚(センス)の往来パターン、神経系(脳だけではなく、ボディ、そして、ネットワーク)、フェヒナー。


”フェヒナー”といえば思い出すのは…

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先ほどのページ付近にあった記述。どれも共振する。

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Day 1: BODYDREAMING IN THE TREATMENT OF DEVELOPMENTAL TRAUMA WITH MARIAN DUNLEA



 ソマティック周辺(マインドフルネスや、ボディワークなどを含む)の専門領域の方々との協働が良さそう。ある程度のレベルまでは、誰でも何処でも自分自身で調整・深化できるようにしたいなぁ。

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