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高額機材を発送される方へのお願い

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最近

他社製品の修理や自社製品のModなどで機材を受け取ることが増えてきましたが、梱包状況が要因の一つとなり機材がダメージを受けていることが多いので今回の記事で発送される方へ梱包についてのお願いを書こうと思います。

まず梱包でやってはだめなこと


○機材より長さが足りていないダンボールを使う(もしくは機材が直接ダンボールに触れている)
○ダンボールの中で機材が動く
○19インチラックの機材をラックケースにいれてそのまま送る。

上記の場合、万が一ではなく高確率で機材がダメージを受けています。

宅配業者を使う場合、ダンボールを落とさずとも輸送時に他の荷物とあたったり振動したりします。
外からの振動、衝撃が直接機材に加わると板金が曲がったり内部の部品が壊れたり、、、

修理となった場合まず、宅配業者の補償が効くか確認しますが梱包が悪い場合は補償を受けられない場合もあります。その場合修理費用は送り主様にご負担いただきます。
そもそも修理となると双方いろいろ手間がかかりますし、機材を壊すのは機材販売をしているものとしては悲しいです、、、

修理をする場合板金と工賃のみで数万円しますし、ビンテージ機材の場合治りきらないこともありますよね。部品も海外取り寄せとなると送料だけで数千円します。

補償

梱包材はその数十分の一の価格2、3千円で足ります。
大抵配送業者の補償は30万円までですのでそれ以上の機材を送る場合は追加で補償をつけることをお勧めします。
ゆうパックは現在380円追加するセキュリティーサービスで50万円まで補償されます。
ヤマト運輸はヤマト便というサービスで機材代1万円につき10円で補償がつけられます。
佐川急便も1万円につき10円です。

30万円というと関係ないと思われる方もおられるかもしれませんが10万円越えのランチボックスユニットを複数台同時になども考えられます。

Shinya's Studioの梱包

ここでShinya's Studioがラック機材を送るときの梱包画像をお見せします。

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皆様も他社製品でよく見るものだと思いますがダンボールから完全に浮いた状態で梱包しています。

(これは仮なので本来はさらに商品を専用ポリ袋などで梱包しています)

この内部の梱包材は2015年にShinya's Studioの機材で輸送事故があって以来特注しました。発泡スチロールに見えますが精密機器専用の梱包材で業者に特注してもらいました。型代だけで数万円+材料費がかかっています。
さらにダンボールは写真のものから改良し5mm+3mm厚の二重構造+表面が強化されたもので特注しています。

機材を発送される場合は、上記のように機材用に設計された純正の梱包材を使用されるのが一番おすすめです。

Shinya's Studioの機材はお買い得ではありますが10万円を超える商品がメインです。
梱包材にもかなりお金がかかっていますのですぐに捨てずにメンテ時などにご利用ください。
捨ててしまわれた場合で不安な方は梱包材を送りますのでご相談ください。梱包材代2,500円+送料です。機材が壊れて修理することを考えたらかなり安いのがご理解いただけると思います。

事故は減らせる

高額機材を送りたいけど梱包材がないからそこらへんのダンボールで、、、、
絶対ダメです!!!

できるだけ配送による事故の確率を減らしたい。
送り主、受取人、配送業者、すべてに嫌な思いをして欲しくない。
万が一事故が起こった時に梱包によるものではなくしっかりと補償をうけて修理をしたい。

そう思います。

粒が大きいプチプチがあれば何かと便利です。

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