【シャドバ】LOSリーグ11th第五節反省会
導入
チーム二勝二敗で迎えた今節、再び上昇の機運に乗りたい。対するは"RV"。そして対戦相手は"raz"さん。現在LOSリーグ三連勝中な模様。なんとかその勢いを挫いて、チームの勝利に貢献できるか。
チーム一勝一敗で回ってきた三番手として出陣した。
試合内容
▶ピック
すでにWは一度チームで使用していたが、二番手の選手が残してくれていたのでありがたく使っていくことに。
初手金虹。
「鋼鉄と大地の神」はかなりバニラに近い性能になりがち。「ストームエレメンタラー」と「小さな優等生・キョウカ」の見比べでもアミュレットを使い回せる「ストーム」に軍配が上がり、「結束の魔術」もデッキ圧縮として早期のデッキ20枚以下達成に貢献する。
左。
二手目銅。
「ポーションウィザード」を評価して右。今期は「スウィートマジシャン」の存在から一コススペルを供給してくれる「マシンフォーチュンテラー」も「アースエレメンタラー」と比べて遜色ない。
三手目銀。
今期リソース不足が課題になりがちなウィッチにとって「大地の魔女」は重要なドローソース。とはいえ「スウィートマジシャン」も代えの利かないパワーカード。
代えが利かないこと、横の見比べでもやや右に軍配が上がったことから右。
四手目銅。
今期3/3/3はわりと取れるので「符術の門弟」の優先度はそこまで高くない。対して「マジカルラット」はどのコスト帯でも使えて盤面を一枚で作ってくれるので強力。左。
五手目ニュートラル。
「ワンダーコック」は喉から手が出るほど欲しい一枚だが、隣の「ジャイアントマッチ」が非常に取りたくない。左が無難に良いため左。
六手目銀。
左の「境界の魔道士」は単体で完結していて土も供給するAOE。非常に強力だが右の「フューチャービジョン」も捨てがたい。序盤の除去とドローソース、終盤はフィニッシャーの役割を担い隙が無い。
「クラシカルソーサラー」はかなり評価が低いが、「ビジョン」を複数集めたいこともあって右。
七手目銅。
特に迷わず左。「マジックミサイル」はデッキ圧縮に貢献するためそこそこ評価できる。また「魔導書の書き手」は3/3/3という優秀なスタッツに「知恵の光」を供給してくれるため「スウィート」とも相性がいい。ぜひ取りたいカード。
八手目金虹。
「ストーム」をすでに一枚とっていること、「アダマンタイトゴーレム」が単体で完結していてそこそこ強力なのと上振れた際にゲームを終わらせられる力があるので右。「でたらめな接合」も嬉しいカードではないが、特別避けたいカードでもない。ピンポイントだが使いみちはある。
九手目銅。
「ポーション」を評価して右。
十手目ニュートラル。
「堕落の決意」が最も評価できる。「スウィート」使用後であればドロー効果も期待できる。「ロマントレジャーハンター」も最低限の働きは期待できるので左。
十一手目銅。
「形成の魔術師」の汎用性が非常に強力。複数枚ピックしたいカードだがこれが一枚目。また「アースエレメンタラー」も後半2/4/4として機能するため悪くない。左。
十二手目銀。
文句なく右。「境界」と「ビジョン」の強さに関しては六手目の段階で述べたとおりだ。その二枚がくっついて表示されたのだから、"鴨が葱を背負ってきた"というものだろう(?)。右。
十三手目銅。
あまり土が取れていないこと、同様にアミュレットが少ないことから左も悪くはないのだが現状選択しづらい。右の「ポーション」もこれで三枚目だが何枚でも欲しいカードだろう。右。
十四手目銀。
土の印とその利用先である「境界」がセットで提示されたのはとてもうれしい。右のスペブフォロワーセットはやはりやや使いづらいので左。
ラスト金虹。
まず「秘蹟の魔女・メディア」が強力。やや土不足気味だったように思える現状のデッキにマッチする一枚。「ペルソナウィザード」も悪くないカードで5回という比較的少ないスペルブーストでもその本領を発揮できる。スペブが足りてなくとも十分に強いカードで、「メディア」の後押しが大きく左。
そうして完成したデッキがこちら。
「フューチャービジョン」「ポーションウィザード」が複数取れているのは大きい。ウィッチの中でも中くらいのデッキができたように思う。
▶序盤
対戦相手もウィッチ。先攻を貰う。
さてマリガンだが、ウィッチ先攻の際はリソースが細くなりがちなので、「ビジョン」一枚目はドローソースとして残したい。
となると「ビジョン」を3t目に打つことを考えると、2tにフォロワーを置かないとテンポ負けの展開も考えられる。となると最低保証の2コストもキープしたいか。「アースエレメンタラー」が供給する「ナテラの大樹」も「ストーム」や「パイロエレメンタラー」などの受けも考えたら悪くない。
というわけで「結束の魔術」だけを返して二枚キープした。
2t目初手。
あまりぱっとしない手札だが、フォロワーを引けてないのでここは当初の予定通り「アース」をプレイ。
3t目。
「形成」を置かれての返し。ここは予定通り「ビジョン」を切っていくことに。もう一枚「ビジョン」をピックできているので、山札を掘ることでそれにアクセスしたい。長期戦を想定する上でも潤沢な手札は必要だと判断。
4t目。
「書き手」を残してターンを返すと、進化フェイスなどで強力な面を作りつつ顔を削られる恐れがあったので「ビアッシングエンジェル」のアクセラレートから「フォーチュンテラー」置き。
ここのプレイはあとから見返すと非常に選択肢が多く正しいかどうか分からない。勝ち筋は先攻の利を活かしての「ビジョン」だという大局観を持っていて、そこまで試合を伸ばしたかった。
結果的にはここの選択はそこまで大きく試合を左右しなかったが悩ましい場面である。
▶中盤
5t。
とりあえず「マジックミサイル」を撃って様子見。
ドローが「アダマンタイトゴーレム」。
これで6tの動きは概ね「アダマンタイト」のプレイになりそうだと考えられる。
そのため「魔術の一撃」が手札に加わることを考えてハンドを7枚にしておかないといけなかったのだが、ここで「ビジョン」のドローを忘れてそのままターンエンドしてしまう。
そのため手札8枚で6tを迎えることになってしまう。ここは明確にミス。「ナテラの大樹」を置いておくのが正解だったように思う。
そして6t目。
予定調和の「アダマンタイト」。
相手の「書き手」進化置きを「アダマンタイト」で上から踏んでターン終了。抽選も2点のドレインと「魔術の一撃」で「ガーディアンゴーレム」は登場せず。
とはいえこれで相手のライフは15点に。「ビジョン」の5点×3で12tにはリーサルの見える展開だ。回復が無ければ…。
返しの相手の動きは「《愚者》・リンクル」からの進化して「剥落の暴圧」。「書き手」ぽん置き。
そして迎える7t。
「形成の魔術」が燃える。供給してくれる「ゴーレムクリエイション」が非常に強力なため、さきほどのミスが手痛い。
とりあえずゆっくりやれば先攻の利を活かして勝てそうなので、「ポーション」だけ切ってエンド。
相手の7tの動きが「知恵」+「大紅蓮」とかなり悠長な行動。先後の差を捲くる何かがあるのか。嫌な予感がする。
とはいえそれに対してこちらは受けのカードばかりで盤面を作れない。
「結束の魔術」でドローしつつ引いてきた「書き手」を置き、ドローが燃えないよう「ナテラの大樹」も場に置いてターン終了。
そして相手の8t。
嫌な予感は的中し、「スウィート」による多面展開。盤面を返すことはできるものの、これではライフを回復されてしまって「ビジョン」で詰めきれない。
こうなるとなんとか盤面から打点を出してかないといけなくなるため、盤面への展開を意識するように。
▶終盤
ただこちらの広げた面は二枚目の「大紅蓮」で返ってしまう。
ライフ差もつけられて非常に厳しい展開。
トップした「境界の魔道士」に進化権を付与して盤面を全処理しつつ、再びの多面展開を目指す。
最後は「でたらめな接合」使ってゴーレムを2面展開しつつ手札をリフレッシュ。回復リソースである「スウィート」を引きに行くが引けず。
結局この展開も相手の「接合」に返されてしまい盤面から打点が出ない。更に予定調和の「ビジョン」も打たれて本格的にライフ差の逆転が必至となった。
が迎えた11t。
こちらの打てる手は少ない。
とりあえず生き延びるために「ストーム」で回復。またここで試合にはほとんど影響無かったが、「パイロ」と「ストーム」の出す順番を逆にしてしまう凡ミス。
ただ三面展開した上に相手のリソースは残り少ない。一面でも盤面に残ればこちらの勝ちの目がある状況。
ただ非常にも相手はエンハンス「秘蹟の魔女・メディア」+「境界」。「境界」進化でこちらの面はふたたび消失。
これで勝ちの目は完全に消失した。負け。
反省と感想
まず勝敗に関わるミスとしては4tの動き。
実はあそこで「ビアッシングエンジェル」を切らず、ハンドに残しておいて本体をそのままプレイすることで最後打点がギリギリ足りていた説がある。
そもそも「ビアッシング」はウィッチミラーでは打点兼ファッティとして運用するほうが強力だろう。除去はウィッチにはたくさんある。そういった大局観がこのときはまだ足りていなかった。
また勝敗にはあまり関わらなかったものの、ハンドの管理であったりカードのプレイ順など細かいミスが目立つ。
こうした凡ミスは丁寧なプレイの意識の積み重ねだ。勝敗に関わる可能性は低くても、0ではない。では果たしてそれが原因で負けたとき納得できるのか。
こうしたミスは可能な限りなくしていきたい。
ただとにかく終始難しい試合で今期のウィッチミラーを象徴するようなゲームだったように思う。これを糧にこのあとのLOSリーグは勝利を積み重ねていきたい。
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