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【シャドバ】LOSリーグ11th第六節反省会

導入

チーム二勝三敗。再び負けが込み始めた"Seekerz"だが、なんとかこの流れを断ち切りたい。

さて、今回の対戦相手は"LABO" 。選手は"ねくすと"さん。「回帰する抱擁・ラティカ」「聖護院の主・サレン」「リンクハート・オーキス」に上方修正が加わってから初のLOSリーグとなる。

ただ例のごとく、レジェンドカードの修正は提示によって左右される2Pickではあまり影響をもたらさない。そんなわけでほとんど環境が変わることなく第六節が始まった。

試合内容

▶ピック

今回先発として出陣したが、リーダー提示はこちら。

今期のリーダー順位は第二節の際から変化して、W>R>Nc>Nm>V>Eと置いている。上3つの順位は大半の人が変わらないだろう。そんなわけで今回もウィッチを選択した。

さて、初手金虹。

「《世界》・ゼルガネイア」は初手でしか提示されない上にかなりのパワーカード。構築よりも遭遇率が低いため、まず対戦相手は「ゼルガネイア」をケアしない。

直接召喚もフィニッシャーとしての役割を期待できるため、無難な左に比べて非常に欲しいカードとなっている。付属している「小さな優等生・キョウカ」も進化ボーナス持ちかつUB持ちで良いカードだ。

二手目銅。
非常に困った選択肢。かなり悩んだが結局右を選択。

「知恵の光」は今期わりと評価が高く、山を掘って早期の山札20枚以下の達成に貢献する上「スウィートマジシャン」との相性も良い。

「インパルスアルケミスト」も土の印や「ナテラの大樹」との相性がよく、特別避けたいカードではない。左は秘術ギミックに関連する2枚だったが、特別この2枚に土の印を消費したいわけでもないため右に行った。

三手目銀。
ここはあまり迷うことなく右を選択。

左の「猫の奇術師」はやや使いにくいカードだが、右の「フューチャービジョン」はフィニッシャー兼ドローソース兼除去。

「グラウンドサークル」も土の秘術カードと組み合わせてコスパよく盤面形成が行える。二手目にピックした選択肢と噛み合う形だ。右。

四手目銅。
ここは「魔導書の書き手」を最も評価して右。3/3/3というスタッツと「知恵の光」を供給してくれるのが偉い。「知恵の光」の有用さは前述のとおり。

五手目ニュートラル。

受けの戦略を取るウィッチではあまり「クラウドギガース」の評価は高くない。「両雄激突」を評価して右。

六手目銀。
ここは先程からずっと受けを考え続けていた「スウィートマジシャン」をピック。

「フューチャービジョン」はすでに一枚取れていたため、「スウィート」を優先した形となる。「鬼呼びの導師」もお世辞にも強いカードとは言えないが、「キョウカ」を始め「スウィート」とのその周辺のスペルカードとシナジーしているため、ある程度コストが落ちることは望める。右。

七手目銅。
迷わす右。「形成の魔術師」「ポーションウィザード」は今期ウィッチの銅の中では間違いなく欲しい二枚となる。何枚あっても構わないだろう。

八手目金虹。
「エレメントシャーマン・ライリー」を最も避けたい。対して反対側の「アダマンタイトゴーレム」は単体で完結している上に、上ぶれた際も強力で積極的に取りたい一枚。

隣の「でたらめな接合」もピーキーな役割を果たしてくれるカードで悪くはない。右。

九手目銅。
さて、今度は「形成」と「ポーション」が別れてしまった。

どちらも強力だが、「インパルスアルケミスト」はすでに一枚取っていて取りすぎると逆に事故率が上がってしまう。このカードはアミュレットがないとその本領を発揮できないため枚数は抑えたい。

また、現状2コストがほとんど取れていないため2コストの嵩増しのためにも右を選択。

十手目ニュートラル。
やはり先程同様「クラウドギガース」を下げて除去である「突然の落石」を高く評価し右をピック。

十一手目銅。
「形成」は何枚あっても嬉しい。左。

十二手目銀。
「大紅蓮」以外のカードが弱い。「大紅蓮」を評価して右。

十三手目銅。
4枚目だがやはり「形成」が欲しい。右。

十四手目銀。
やはり「大紅蓮」が最も評価の高いカード。左。

ラスト金虹。
この4枚の中だと「ライリー」を最も避けたい。その他の三枚はだいたい点数が横並びだ。(とはいえ4/1/2/3という順番だが)

「ペルソナウィザード」は意外とスペルブースト5回が貯まるので、余った土の印や「ナテラの大樹」を利用して強力な面展開をすることが可能だったりする。「結束の魔術」も山札を圧縮してくれるので「知恵の光」と同じ理論で悪くない。

さて、そんなわけで完成したデッキがこちら。

標準的なウィッチという形だろうか。
勝ち筋としては、「ビジョン」「アダマンタイト」「ゼルガネイア」などが考えられる。

▶序盤

さて、そんなわけで試合が始まったが対戦相手もウィッチ。後攻。

前節もウィッチミラーだったが、先後が逆だった。ウィッチミラーは「ビジョン」の関係上先攻有利なので、捲くるための思い切りのいいプレイが要求されるか。

そしてマリガンだが「魔導書の書き手」はスタッツと「知恵の光」の供給が嬉しいため積極的に3tにプレイしたいカード。そのため「書き手」を残してその他のパワーカードを引きに行くことに。

そして1t目初手。
まず「知恵の光」を使うか使わないかの検討。

「スウィートマジシャン」は入ってるものの、まだ見えていない。とりあえずこの状況山札を掘ってパワーカードにアクセスすることと20枚以下にすることを優先したいため、溜め込まずプレイ。

飛んで進化開放の4t目。

こちらは2t目に「結束の魔術」、3t目に「魔導書の書き手」をプレイ。相手は3パスから4tに「グラウンドサークル」+「インパルスアルケミスト」。

この場面、「小さな優等生・キョウカ」のプレイが濃厚だが、それを後押しするように相手のデッキ枚数が23枚。そのため次のターン確実に「ポーションウィザード」がそのパフォーマンスを発揮できないため、体力3のフォロワー二面を相手が手こずるはず。

というわけで「キョウカ」に進化を切って二面処理していった。

▶中盤

相手はこの通り「氷雪の魔術師」のプレイ。

まずもってウィッチミラー後手はライフレースで先行しないと10t以降「ビジョン」の打ち合いになったとき敵わない。そのため盤面とライフ差で優位をつけていきたいこの場面。

次は相手のデッキが21枚になるので充分「ポーションウィザード」「大紅蓮」のプレイが考えられる。そのためこの場面では体力4以上のフォロワーを立てていきたい。

そこで「美食の伝道者」をプレイして「魔導書の書き手」をバフ。これで体力4を作りつつ進化して「氷雪」を上から踏んで盤面を作った。

しかし相手の6t目は「猫耳の魔法使い・キャル」。進化を投資されて盤面が更地に。

そして迎えた6t目。

ここはかなり分岐の場面。実戦択は「知恵」→「サークル」→「インパルス」→「形成」→「形成」進化キャルと相討ち。

「キャル」を残す選択はほとんど無くて、残した際にAOEを打たれるとライフ差と盤面の差でほとんど負けが決まってしまう。そのため進化で相討ちするか、「ペルソナウィザード」で「ゴーレム」に変身させてしまうかの二択。

「ペルソナ」を使う際であれば、「サークル」→「インパルス」というくっつきになるだろうか。

今回「形成」が4枚も取れているので、「サークル」+「形成」のコンボで強力な面形成を狙っていきたい。そういう意味で「インパルス」での「サークル」コピーは非常に重要なプレイだろう。

さて、案の定相手の7tは「ポーション」のプレイ。また、「猫の奇術師」も出してきたことで相手のデッキ的に「土の印」の供給が少なさそう。

またこちらのトップは「形成」。前のターン「サークル」をコピーしていたことが功を奏した。ここはやはり5tから意識しているように盤面を取りつつAOEで一掃されない面形成をしていきたい。

そんなわけで「知恵」でトップを見つつ「サークル」→「形成」→「ゴーレムクリエイション」×2という動きで盤面を取り返しつつ3点AOE一枚で返されない盤面を作った。

また「知恵」から「ビジョン」を引いてきたことも僥倖でフィニッシュが見えてきた。

相手の8t目は、「スウィート」→「ビアッシングエンジェル」アクセラレートからの進化。

ここでトップが「アダマンタイトゴーレム」。また相手のフォロワーの体力がどちらも1になったことで「ビジョン」での一掃も考えられる。

とはいえ前のターンからの指針通り、AOEで一掃されない面展開を意識して「アダマンタイト」をプレイ。8コストあるためランダムを見てから「ビジョン」のプレイを検討できる。

結果的には「アダマンタイト」から「魔術の一撃」が2枚供給された。当初は「ビジョン」の使用を考えていたが今使ってしまうと5点しか入らない。

手札的に打点の望みが薄いので「魔術の一撃」を吐いて「ビジョン」を温存した。またこのタイミングで「ペルソナ」のスペルブーストが5回貯まったので変身先として余ったコストから土の印を置いておく。

▶終盤

相手の9t目は「秘蹟の魔女・メディア」のエンハンス。そうして「アダマンタイト」が処理され盤面が取り返される。

そこでのトップが「突然の落石」。現在のライフ差だと相手に次「ビジョン」を打たれると先にこちらのライフが尽きてしまう、そう思っていた…。

がこのとき完全に失念していたのだが、次のターン「《世界》・ゼルガネイア」が直接召喚される。そして「ゼルガネイア」の攻撃が通ると、相手に「ビジョン」以外の打点がない場合こちらがすんでの差で上回れる。

そのためここは「形成」で相手のライフを削る必要が無い。なので安全策をとって「形成」で自爆してから「落石」から入るのが正解だったろう。

が、「ゼルガネイア」を失念していた僕の実戦択は「落石」→「ペルソナ」→「両雄激突」→「ロマントレジャーハンター」。

運良く「落石」が「メディア」に命中し全処理しつつ「形成」でライフを詰めることができた。運だけの男である。

ただこの時点で僕の思考では「ゼルガネイア」の直接召喚は失念しているため、かなり厳しい戦況で相手に「ビジョン」を持たれていると敗色濃厚だと思っている。そのため少しでも顔を詰めてライフ差を逆転したいという意図があった。

そして迎えた運命の10t目。

相手の10t目は「ポーション」+「ビジョン」+「静寂の実験室」。案の定「ビジョン」を持たれていて苦しい展開。だと思った矢先に「ゼルガネイア」が直接召喚されてトップが「大紅蓮」。

リーサルである

「ゼルガネイア」で攻撃したあと「大紅蓮」→「紅蓮の魔術」→「ビジョン」で12点バーン。

ただこの男、リーサルに気づかない。

まずもって想定外の「ゼルガネイア」直接召喚に酷く動揺し、また「大紅蓮」のトップが9tの時点で最良のトップだと考えていた。この二つのダブルパンチで正常な思考がされず、リーサルが全く見えなかった。

このときの自分の思考としては、「大紅蓮」が来たことで次の「ビジョン」のバーンと「紅蓮の魔術」で削りきれる、と言うものだ。「ゼルガネイア」で攻撃してしまうとこちらのライフも減っこんでしまうためリスクを負う必要はなく攻撃しない判断を下した。

相手の方に非常に申し訳ない。このリーサルミスは実戦当時全く気づいておらず、相手側にはリーサルが明らかだったため不快な思いをさせてしまったかもしれない。

結果的に何事もなく11tを迎えられて、フィニッシュ。プレイは酷いが運だけは持っていた。

反省と感想

まずもってプレイが酷い。

途中までの盤面の作り方は良かったが、「ゼルガネイア」の失念が非常に良くない。

そこからのリーサルミスが本当に悔やまれる。途中トップや「落石」など非常に運が良かったので、完全にこれは運勝ちと言える。

改善点といえば、直接召喚といったカードは構築が終わってデッキを記憶する段階でしっかり意識して頭にインプットしようと思う。

チーム戦なこともあり負けていたらめちゃくちゃ死にたくなったと思うので、運に救われたことに感謝して今後の糧にしようと思う。

また、こういったリーサルミスが発覚しただけでもこのように丁寧に振り返っている価値があるなと感じた。

というわけで個人成績三勝二敗。チームも無事に勝利して三勝三敗に。今後もよりいっそうチームに貢献したい。

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