【シャドバ】LOSリーグ12th第8節反省会
導入
また負けた!!
いきなり結果報告から入るが、今節も敗北した。これで個人5連敗。チームも3連敗。今まで運にも恵まれなんだかんだ勝ち越してきていたものだから、より負け越しが心にクる。
運も悪い中プレイングも正確さに欠けていて、そこを今まで運で補ってい甘えていたツケが回ってきてるのかもしれない。
というわけで、今節もしっかり振り返っていこうと思う。今回の相手は"GAT"。対戦相手は"ただのよみー"さん。僕は2番手として出陣した。さっそく試合内容に入っていく。
試合内容
▶ピック
リーダー提示がこちら。迷い無くネメシスを選択。
これでLOSリーグは3連続ネメシス。ネメシスへの苦手意識が強い。
初手金虹。
文句なく右。SS級の「カイザーインサイト」とS級の「遺物の番人・ルチル」。これでフィニッシャーと中盤の繋ぎは確保できた。
2手目銅。
「マジックエンジニア」最優先。左。「エンジニア」最優先なのは言わずもがな、「廃品の選別」で回収して優秀な対象を2種用意してくれるからだ。
3手目銀。
これも文句なく左。「廃品の選別」は何が何でも欲しい。そして、すでにこの時点で「マジックエンジニア」や「ルチル」など回収先の確保も出来ていて非常に幸先がいい。
くっつきの「保線機能のコヨーテ」も優秀な2/2/2で悪くない。
4手目銅。
「アーマードアルマジロ」を避けて右。「ストリングマイスター」は非常に強力だが、「アルマジロ」はかなり「選別」の回収先を濁らせてしまう。
対して右は「ストリングマイスター」より弱いものの、無難に強い2枚。「選別」で回収しても許容できるのが偉い。
5手目ニュートラル。
右。噛み合いのいい2枚かつ「選別」の回収先。そして回収しても悪くない。左の「風雷の絵描き」は今期ほとんどの場合「ファイター」並の働きしかしないためかなり優先度は低い。
6手目銀。
「選別」! 左!
7手目銅。
これも奇数コストで回収先として悪くない左を選択。「鋼の猛虎」は案外強力で、AFの破壊種類数によっては非常に強力なフォロワーに化ける。そして今回のデッキはAFの種類を稼ぐ余地がある。
8手目金虹。
「ターミネイトマシンベア」以外どれもパッとしない。一番欲しくないのは「シューティングタートル」だが、「マシンベア」のリターンを考えると右に軍配が上がるか。右。
9手目銅。
ここで最も欲しいのは「ストリングマイスター」。右の2枚も悪くはないが「ストリングマイスター」より優先はされない。左。
10手目ニュートラル。
「雷鳴のギタリスト」はすでに一枚取れていて、「クラウドギガース」も悪くはないがそこまで良くもない。対して左の「レヴィールの無法者」は廉価版「ゴブリンスクラム」として優秀。左。
11手目銅。
「マジックエンジニア」! 左!
12手目銀。
「選別」3枚目!
と言いたいところだが、3枚目の優先度と「カプセルホムンクルス」の優先度を足すと、右の「バレッジスマッシャー」と「パワフルマリオネッター」の組み合わせを上回らない。
「パワフルマリオネッター」は「ストリングマイスター」と共に、横展開への対処が苦手な現状のネメシスを補うカード。また相手側に放置を許さないためプレッシャーをかけやすい。シルバーの中でもかなり優先して取りたいカード。
13手目銅。
待望の「アーティファクトの同調」の提示。「ドールズオーナー」も2コストとして悪くない。右。
14手目銀。
現状除去が少し不足気味。それを補うのが「パペットボックス」。変身除去なので打ちたい先が無限にある。慎重に使わないといけないだろう。
「カプセルホムンクルス」も回復ソースとしては非常に優秀。1枚までならデッキに欲しい。左。
ラスト金虹。
どちらもめちゃくちゃ強力というわけではないが、弱すぎるというところでもない。かなり悩んだが細かい取り回しが可能な「《運命の輪》・スロース」。リーダー付与効果を持っていてゲーム全体に長く影響を与えられる可能性のある「ディメンションドミネーター」を優先して左。
そして完成したデッキがこちら。
完成度としてはネメシスの中では中ぐらい程度か。「選別」でリソースゲームに持ち込むか「カイザーインサイト」でフィニッシュが勝ち筋になりそう。
マリガンの方針としては「機構の技師」「バレッジスマッシャー」という1コスのフォロワー、そして2コストと3コストのフォロワーをキープ。今回のデッキはかなり2コストが減っているので先攻の際3/3/3もキープしてテンポロスを補っていきたい。
また先攻なら「パワフルマリオネッター」「スロース」あたりもキープ。
▶序盤
マリガン前初手。
対戦相手はウィッチ。そして後攻。とりあえず後手で3/3/3の価値もそこまで高くないため全マリガン。
そしてマリガン後1t初手。
アーティファクト関連のカードがたくさん集まってきて悪くなさそうな手札。「選別」も見えてリソースにも厚い。
とりあえず1tは出さない意味も無いので「技師」をプレイ。
その後2tには「技師」3枚目を引いたので、そのまま「技師」を3枚並べる。
3tはもちろん「マジックエンジニア」。そして4tに分岐が。
後手4のこの場面。
上手くプレイできるカードがない。ただ手札に「パラダイムシフト」がたくさん溜まってることを考えると早々にコストを下げるために、このやることのないターンに「選別」を用いて「アーティファクト」を回収したい。
そのため「エンジニア」を自爆したあと、「選別」をプレイ。「技師」と「エンジニア」を回収し「技師」進化。「形成の魔術師」を上から取ってターンを返す。
▶中盤
そして5t目。
「アーティストメイジ」置きが非常に辛い。実戦択は「技師」当てからの「バレッジスマッシャー」。
ただこれは盤面形成が貧弱で相手にほとんどプレッシャーをかけられていない。そのためここは「エンジニア」から「アナライズアーティファクト」をチョイスして進化当たり。残り1点を「バレスマ」で打ち取る、みたいな動きのほうが良かったように思える。そうすると3面残って、ヘイトも一応分散できているのでプレッシャーもかけられている。
とはいえ実際は「バレスマ」のみでターンを返してしまい、相手に隙を与えてしまう。
相手が一気に盤面を作ってきた6t目。
それまでゆっくりした展開だったのが突然強い面を形成されてビックリ。とはいえライフは沢山あるのでゆっくり返していくしかない。
ここは「同調」で「アナライズ」をチョイスして進化下当たり。
からの「エンジニア」で「エンシェントアーティファクト」をチョイスし、「ダークキマイラ」だけ倒して終了。とにかく早く「パラダイム」のコストを下げ、連打して盤面を返すのを目指す。
続く7t。相手に「マーシャルゴーレム」を投げられる非常に厳しい展開。相手も容赦なく進化フェイスしてきて甘えてくれない。
ただトップしたのが「ルチル」。このターンは上手く機能させられないものの手札にアーティファクトが6種類見えてるので、将来的には「神秘の遺物・スピネ&ルチル」を起動して盤面を取り返す展開も見える。
とりあえずこのターンは4コス「パラダイム」から「プリッツアーティファクト」をチョイスして自突。さらにコストが3になったもう一枚の「パラダイム」をプレイ。今度は「エッジアーティファクト」をチョイスして3/5の「ゴーレム」をドレインしつつ処理。
さらに「エンジニア」に進化権も振ってトレード性能を持たせて「水晶の魔剣士」と相討ち。なんとか回復しつつ少しずつ盤面を返していく。どうにか「スピネ&ルチル」で盤面を一掃する展開まで漕ぎ着けたい。
8tの相手の怒涛の展開に対しては「ルチル」+「パラダイム」から「レヴィールの無法者」2枚を処理して「スピネ&ルチル」をサーチ。さらに「プロテクトアーティファクト」を置いて顔を守りつつアーティファクトの種類を6種類にする。
こうすることでひたすら処理できなかった「マーシャルゴーレム」を「スピルチ」で綺麗に返せるようになりボードを取り返す目処が立った。ライフも「エッジ」のおかげでギリギリ残っている。
さて、9tになったが「エーテルゴーレム」でキレイに「プロテクト」を処理され思ったより体力が詰まった。とはいえ、これでアーティファクトの破壊種類数は6なので「スピルチ」が起動する。そのため「スピルチ」は確定としてあと6コストをどうするか。
このとき「スピルチ」に気を奪われていて、完全にトップした「ディメンションドミネーター」に気づいていなかったが、まず「ディメンター」の効果を「スピルチ」に付与してから「ワイルドリザード」をくっつけるのが最も強い展開だった。
だが、「ディメンター」先出しできず後出ししてしまったため「ワイルドリザード」がくっつかず面が少し弱い状態で盤面を返してしまう。ミス。完全に冷静では無かった。
ただやっと盤面を取り返し、相手の「フューチャーヴィジョン」さえ避ければまだワンチャンスある状況。ひたすら「ヴィジョン」が無いことを祈る。
▶終盤
「ヴィジョン」は無かったが、結局貧弱な盤面にしてしまったがために除去で「ルチル」「ディメンター」ともに取られたあと、再び「マーシャルゴーレム」を降臨されてしまう。
ここに「ワイルドリザード」さえあれば、「雷鳴のギタリスト」から「レヴィールの無法者」でまだ盤面を返せたように思う。
とはいえ実はこの状況でも全処理択が存在して、「ディメンター」の効果は「ワイルドリザード」に乗せているので、「ドールブレイク」(2/3当て)→「鋼の猛虎」→「ワイルドリザード」→「駿馬」→「無法者」という動きで全処理できていた。
ただここの2/3を外し、「ゴーレム」が一体残る展開。
返しに上から「スパイスシャワー」降ってきて負け。GG。
感想と反省
5tの甘えた動きにつけ入られて、そこからズルズルと顔を詰められて敗北してしまった。
そしてダメ押しの9tのミス。完全に前々から準備していた「スピルチ」に気を取られていて、トップ込みでプレイ順を考え直す余裕を持っていなかった。相手のリソースも少なく「ヴィジョン」も無かったので、あそこで正しいプレイをしていたらまだ捲れていた可能性も充分にある。
本当にシャドウバースは難しい。だけど、いいゲームだ。
負け越しでは終わりたくない。
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