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鷹匠壽 予約への挑戦  8日目

前回までのあらすじ。
鷹匠壽の予約をとるべく、若旦那に土下座。しかし、首を縦に振らず肩を落として帰ろうかと思ったが、仕入先トラックを追いかけ、鴨の仕入先 肉のとりせんにたどり着き、鴨が新潟にいるという情報をもらう。
そのまま新潟に向かい、福島カモ養殖場で、真鴨の肉をゲット。鴨をゲットしたことを鷹匠壽へ報告すると、
天然物じゃないことをバカにされたため、天然の真鴨を調達すべく、大日本猟友会へ。
 
 
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さて、一昨日、大日本猟友会 事務局長 竹田さんから天然モノの鴨の行方を知ってそうな石橋さんという方の連絡先を教えてもらい連絡した。
 
 
岩松:竹田さんからご紹介いただき、連絡しております。天然の真鴨を探しています。
 
石橋さん:竹田さんから午前中電話あってね。話は聞いてますよ。
ハンターたちに個別に電話して持っている可能性もあるけど、今は時期が悪いよ。11月15日から猟が始まるから、それからだろうね。
天然物の真鴨を扱っている業者を知っているから教えてあげるよ。
 
岩松:ありがとうございます!!
 
 
天然の鴨を扱っている川島食品というところを紹介してもらったので、すぐに電話した。
 
 
岩松:すみません。天然の真鴨を探しているんですが、余っていませんか?
 
川島食品さん:合鴨ならあるんだけどね。天然の真鴨でしょ? 11月15日から猟が始まるから、今の時期は厳しいよね。ちょっとがんばって探してみるから少し時間下さいね。
 
 
~30分後~
 
 
川島食品:岩松さん!ありましたよ。フランス産の天然の真鴨ならありました。
 
岩松:ありがとうございます!!それで注文お願いします。
 
 
 
国産天然真鴨というわけではなかったが、意外とあっさり2羽注文する事が出来た。
とりあえず、養殖の国産真鴨と天然モノのフランス産真鴨を調達出来たので、次は、どうやって食べるのかを考えることにしよう。
 
 
鷹匠寿に関する食べログの情報を見ていると、七輪で、玉鋼の鉄板の上で使い焼いているということがわかった。
本来であれば、再度 若旦那に土下座をして玉鋼に関する情報を教えてもらうところだが、
もう少し自力で勉強してから、行ったほうが良いだろうと考えた。
 
玉鋼という単語は、初めて聞いたので、ググってみると、刀などを作る際に使う材料のようだ。
しかし、簡単に市場に出回っている品物ではなさそう。


明日は、玉鋼の調達の旅にでることにする。
 
9日目に続く。

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