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ディーラー自動車整備士辞めた3つの理由

元ディーラー整備士のシンヤです。

私がディーラー整備士をなぜやめたのか?を語ることで今まさに悩んでいる現役整備士の人にとって今後の参考になればいいなと思い語らせてください。

ディーラー整備士を辞めた理由は3つです。

・会社が嫌いだった

整備士という仕事自体が嫌いになったわけではなく、会社が嫌いでした。

私が在籍していた会社は超売り上げ重視で、整備士にもバッテリーなどの消耗品を販売するように毎日朝礼で目標の数字を確認させられていました。

一般の会社は公務員ではないので、売り上げをあげないと給料はもらえないというのは理解していました。

ただ、整備士である私の判断で交換しなくてもいいと思う消耗品を交換するようにおすすめしてこい!

というユーザーの満足度なんか無視したことを強要されていたのでマジで嫌でした。

その上司だけがそう言ってるのでは?

と思われるかもしれませんが、その上司はさらに上の上司にそういうことを指示されています。

例え違う店舗に行っても一緒です。

在籍中はお客さんには交換しなくてもいいものはおすすめしないで

上司には「おすすめしましたが売れませんでした。」

と嘘をついてました。

私はこの嘘についてはまったく悪いとは今でも思いません。

交換しなくてもいいものを交換させるほうが悪だと思うからです。

そんなことを普通にさせる会社の経営陣は全員辞めるか改善をするべきです。

結果的にユーザーが離れていきます。

・給料に不満があった

整備士の給料は安いほうだと思います。

国家資格である自動車整備士の資格の価値は他の国家資格と比べても低いと感じます。

確かに難易度はそこまで高くない国家資格かもしれませんが、車に乗っている人の命を扱う仕事にしては給料が少ないと思います。

・休みが少なかった

会社の建前では年間休日105日でしたが、実際はもっと少なくて正確には覚えていませんがだいたい90日くらいです。

サービス業なので休日はシフト制で、整備士のチームで相談しながら休日を決めていきます。

自分の休日の前の日に複雑で時間がかかる作業をしていたら、本来休日である休みの日に出勤して作業していました。

それも無給で・・・

毎日忙しすぎたかなのか、会社に洗脳されていたのか、それが普通になっていました。

ふと我にかえったとき、「この会社はやめよう」

と決心しました。

決断できるまでに7年かかりましたけどね。

・まとめ

整備士という仕事が嫌いになったわけではありません。

ただ在籍していた会社が自分と合わなかっただけです。

もし同じような環境下で働いている整備士の方がいて毎日辛い思いをしているのなら、転職活動をしましょう。

結果的に転職しなくても転職活動をすることで視野が広がります。

・自分が転職できるのか?

・こんな会社もあるんや!

・今の会社の方がマシかも。

といったことがわかるだけでも良くないですか?

ただ働きながらの転職活動は大変です。

でも働きながら転職先を探すことを私は強くおすすめします!

私は辞めてから転職活動をして失敗しましたので・・・

整備士たちに幸あれ!!






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