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【Airtable】個数関数:「数え方」が3種類もあります

今回は、「個数関数」です!「値を持っているセル数は、いくつですか?」に応えてくれる関数です。Excelをお使いの方は、きっと「COUNTA関数」を思い浮かべますね。

ただ、Airtableの場合は、ちょっと事情が違います。やはり、「COUNTA関数」を使うのですが、Excelと同じようには使えません。

一体どういうことでしょう。Excelと同じように使えると思うと、うまくいきませよ~😮。今日もExcelとの違いを意識しながら、ちょっと個数関数を見ていきましょうか!

Excelの場合

ではでは、Excelで値の入っているセルの個数を数えてみよう!使う関数は、

COUNTA(セルの範囲)
COUNT(セルの範囲)

でございます。COUNTA関数は、どんな種類の値も数え上げます(空白は数えません)。一方、COUNT関数は、数値の仲間(日時を含む)を含むセルしか数えてくれません(文字列やブール値は数えませんので注意です)。

例を見てみましょうか。C列にいろんな値が入っているセルが合計5つあります。これを数えましょう!(目視で数えればいい範囲ですけどね😭!)

A6とA7にはそれぞれ次のように入力されています。

=COUNTA(A1:A5)
=COUNTA(A1:A5)

それぞれ見てみましょう。COUNTA関数は、5つと判定しています。どんな値がだろうが数えてくれるツワモノです。

一方、COUNT関数は、2つと判定しています。何を数えたんでしょうね。

「1233と34567でしょう!😄」

そうですよね。そう思いますよね!でも、違います。期待通りの回答ありがとうございました!(打ち合わせ通りですね🧡)

実は、整数型の1233と、日付型の「2022/4/20」をカウントしています。「34567」は、左寄せになっていることから分かるように、数値のフリをした「文字列」です!「あいうえお」と同じ扱いということになります。

でもまあ、正直言って分かりにくいですね。COUNTA関数の方が、使いやすいですね。。。

いけない、、Excelの話ばかりしています!Airtableを見てみましょう!勝手が違うのですよ~。

Airtableの場合

Airtableにも、COUNTA関数とCOUNT関数は、あります。ついでに、もう一つあります。次の通りです。

COUNT(数値1,数値2,….)
COUNTA(数値or文字1,数値or文字2,….)
COUNTALL(数値1or文字,数値or文字2,….)

まず、Excelと根本的に異なるのは、「列一つ一つを指定する」ということです。横方向に数えるわけですね。うーん、そんな使い方をする機会は少ないですね。列方向にデータは、あまり増えませんのでね💦。

また、各関数の役割についてはどうでしょう。Counta関数とCount関数の機能は、Excelと同じです。しかし、謎のCOUNTALLは何をするのでしょう?

文字通りすべてを数えますが、なんと「空白」をも数えます!そんな関数いるのかな!?

具体例を見ましょう。

上の図は、国語・数学・英語フィールドに入っている値の数を、「試験の数」フィールドで数えています。例によって、レコードごとです。複数のレコードにまたがって数えておりません!

試験の数フィールドに入っている関数を見てみ見ます。引数として、各列を指定しています。

うーん、この関数使うかな~!

「縦にカウントできないと、あまり意味ないでしょ!どうすんのよ!😑」

ううう、確かに。縦にカウントしたい、、、そんなときは、、、例によってSummary Barを使うのだ~!

まずテーブルをお好きなようにグループ化いただきます。次に表示されたSumary Barをクリックします。

その中に集計方法として「Filled」というのを見つけましょう。これが事実上のCOUNTA関数です。これを使えばいいのでしょうね(確信はあまりないですが~)。

例えば、次の通り、きちんとレコード数をカウントしてくれます。

Airtableの場合は、同じフィールドに別の型のデータが入りません。ですから、「Filled」がCOUNTAなのか、COUNTなのかを気にする理由がないのです。ただ、値が入っているのか、いないのか、ただそれだけで十分なんですね。

はい、以上、個数関数のお話でした~。AirtableでCOUNT関数の使い途あるかな~!?とはいえ、Filledは使う機会が多いかもしれないですね!

では、ビーダゼーン!

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