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【Airtable】あなたは「〇〇以上、〇〇以下」を抽出できるか?

「SQLと比較しながら、Airtableを学んでみよう!」という企画、今回は、「数値型の列で範囲指定により行抽出する方法」をご紹介します😆。

(過去記事の「表結合(とリレーションシップ)」の話が重かった💦ので、もう少し軽いネタにします!)

この記事を読んでAirtableでのフィルタリングに慣れていきましょう~!

お題:ある範囲にある値(行)のみ抽出せよ

お題は、タイトルのとおり、「ある範囲にある値(行)のみ抽出する」でございます~。まずは、これをSQLでやってみます。

下の表は、「商品」というテーブルです。この「単価」列の値が、「200円以上800円以下」の商品だけ抽出しましょう!

SQLでは、次のとおり書きます。

Where句でBetweenを使うのがミソです。

得られる結果は、こちらです。きちんと条件通り絞り込まれていますね。

「Betweenって、『間にある』という意味でしょ!?200や800は、含まれないはずでは?🤔」

あ、総入れ歯、、もとい、そういえば😅。でも、SQLでは、Betweenは、指定した値を含むのです。つまり「〇〇以上~〇〇以下」の値を抽出します。SQLでもプログラミングでもそうですが、境界値に誤りが潜んでいることが多いですからね。注意しておきましょう。

また、別の方法もあります。比較演算子(ここでは<や=)と論理演算子(ここではAND)を使って、次のように書いても同じ結果が得られます。

2つの条件式を満たす論理積(AND、ようは「かつ」のこと)として、行を抽出するんですね。このWhere句の内容をちょっと覚えておいてください。

Airtableでは、論理積をどう設定するのか?

さて、Airtable上で同じ抽出(フィルタリング)をやってみます。どう設定しますか?上記のSQL文を見て、ピン!ときましたか~🙂。事前にイメージしてから読み進めてくださいね~。

「単価」列の値が「200以上800以下」の値(行)を抽出するんでしたね。

最初にフィルタリングのメニューを呼び出します。

まずは、「単価≧200」と設定します。「単価>200」じゃないですからね。境界値に注意です~。

条件を追加しましょう。↓

次のように、単価の条件を追加します。これで「200以上、800以下」になりましたね~😄。

ちなみに、赤枠の一番左にご注目!ANDが選択されていますね。これは、Airtableのデフォルトです。自分で打ったのではないです。勝手に論理積にしてくれるんですね。いちいち「えっと、、、『かつ』にするにはどうすんだっけ?」と考えなくてもいいんです。親切だな!

「または」にしたければ、自分で「OR」にしてね。

はい、絞り込めました~。SQLのBetweenのように、論理積無しで設定するのではなかったですね。そうではなく、「比較演算子」と「論理積」を組み合わせる方法で設定することが分かりました~!

はい、本日はここまで~。

では、ビーダゼーン!

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