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【Airtable】スプレッドシートを「再発明」する(5)(ノーコード・ツール)

Airtableの生い立ち第5話です。第1話をご覧になっていない方は、第1話からどうぞ😄!

Airtableの資金調達と大急ぎの開発は続きます。

シリーズAラウンドでの調達と成長担当副社長の採用

AirtableがAPIをリリースしてから1か月後、Airtable社はシリーズAラウンドの一環として760万ドルを調達しました。これと同じタイミングで、Airtableは、Facebookの元製品マーケティングディレクターであるFrancis Larkinを、成長担当副社長として採用しました。経験豊富でベテランのラーキンを採用できたことは、タイミングの良かったようです。

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2015年7月、Airtable Form発表

Airtableは、最新の資金調達に続いて、製品の開発と改善を続けました。そして、2015年7月、AirtableはFormsを発表しました。当時であっても、入力フォームでデータを入力するというのは、特に目新しいものではありませんでした。しかし、Airtableのフォームは他の機能と同じくらい、柔軟性に富んでいました。

現在のAiratable Form(一部)

この機能追加のおかげで、Airtableの用途が大幅に拡大することになりました。ユーザーはすぐにFormを使用して、単純な連絡フォームから特注のCRMまですべてをサポートするアプリを構築し始めました。

大量のアプリと接続可能に

2015年8月、さらに、Airtable社は大きな改善を発表します。Airtable Integraionsです。

同社ブログより引用転載

この新機能により、Airtableは、Slack、Twitter、Google Apps、MailChimp、Githubなどの450を超えるアプリに接続できるようになりました。これでユーザーの創造性と生産性がさらに高まることになりました。

ただし、この新機能は、自動化サービスであるZapierに依存していました。Zapierを使うことで多種多様のアプリと接続が一度に可能になったものの、Zapierのサービスが停止するリスクはあります。

では、例を3つ見てみましょう。

Twitter + Airtable —自分の会社に関連するすべてのツイートを継続的に追跡してデータベースに保存します。

Slack + Airtable —新しいタスク、顧客メッセージ、または求職者をAirtableからSlackに自動的に投稿します。

メール+ Airtable —誰かがフォームを送信したとき、または在庫が少なくなったときにすぐにメールで通知を受け取ります。

これらの例を見るだけで、自動化ツールとAirtableの相性は抜群ですね!あらゆる情報取集業務がAirtable Integraionsで効率化できます。

今日は、ここまで~。

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※主な参照文献は、次の通りです。
How Airtable Became a Unicorn by Reinventing the Spreadsheet


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