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ランサムウェア攻撃集団は復活する!?しかもより悪質な形で

ランサムウェアの攻撃集団は取り締まっても、またどこかで復活する…。

今回は次の記事の内容を踏まえて、新たな攻撃の形について触れたいと思います。

法執行機関(インターポールやFBI)などによるランサムウェア攻撃集団への取り締まりは厳しく続いています。記憶に新しいところでは、2024年2月にLockBitのインフラがテイクダウン(閉鎖)され、逮捕者も出た一件が挙げられます。

法執行機関の皆様に敬意を表するとともに、引き続き成果を上げてくれることを願います!

取り締まっても新たな集団が出現する

ところが、取り締まりを行えば、これ以上の被害がでない、わけではありません。実際には、LockBitが取り締まられたあとも、新たな関連グループが出現しているようです。

まさにイタチごっこですね。

オンライン上の脅しに「物理的な攻撃」が加わる!?

さらに、新しい攻撃グループが出現するだけでなく、一部の新しいグループは、オンラインでの威嚇だけでなく、物理的な暴力の脅しも考えているというのです。

攻撃グループは、被害者の個人情報、特に企業幹部の自宅住所などを盗むことがあります。交渉がうまくいかない場合、それを脅迫材料に使うことができます。

つまり、現実世界であなたや家族を傷つける何かをする可能性があるということです。

上記記事でコメントをしている専門家は、これを「サービスとしての暴力(Violence as as Service)」と呼んでいます。

恐ろしい話です。

ただ私の個人的な意見では、ランサムウェア攻撃が流行るのは、「遠隔から実行でき、身元が特定されにくいから」でもあるので、実際には物理的な攻撃に出るパターンはそんなに増えないのではないか…とも思います。

とはいえ、脅迫材料としては増えるかもしれません。引き続きセキュリティ対策に努めていきましょう!

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