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新シリーズ「私ばかりに仕事が振られる…をなくす技術!?サーバ負荷分散SLBの話」

「あの人気のサイト、みんなが同時にアクセスしても止まらないよね?なんでだろう?」

はい、こんにちは!松井真也です。シリーズ「ネットワーク障害管理の必須技術:SNMPとsyslog」は前回で終了しました。ネットワーク管理・保守に必要なリアルタイムのデータや、ログデータなどがどう伝送され、蓄積されるのか、だいたい分かりましたね。管理する機器と、管理される機器の連携の仕組みが面白かったです!

さて、今回からは、サーバ負荷分散(SLB)をテーマにしてシリーズでお届けします。私たちは、ウェブサービスを利用するとき、何となく一つのサーバにアクセスしている状態をイメージしますが、実際のところ、1台だけでは処理しきれいないことが多く、複数の同じ役割のサーバを備えることが多いです。その仕事の振り分けってどうやっているんでしょうね?というのが今回のテーマです。

4つの記事でサーバ負荷分散の全体像が分かる!

ブログ記事シリーズのためのタイトルと内容は、だいたい次のようにしようと計画しました。例によって計画ですから、変わるかもしれません。どうぞご理解を!

1.負荷分散とは:基本から理解するサーバロードバランシング

この記事では、負荷分散の基本的な考え方、サーバロードバランシング(SLB)の目的、および負荷分散装置の役割について解説します。

負荷分散の流れと、それがシステム全体のパフォーマンスと安定性にどのように貢献するかを説明します。

2.負荷分散装置の基本機能

この記事では、負荷分散装置の主要な基本機能である3つに焦点をあてます。すなわち、1)サーバの振り分け方法、2)セッション維持の仕組み、および3)ヘルスチェックの実施方法です。

これらの機能がシステムの効率性と信頼性をどのように向上させるかを、確認しましょう!

3.負荷分散装置のより高度な機能

この記事では、前回の基本機能に加えて追加される高度な機能に焦点を当てましょう。

アプリケーションスイッチングにスポットライトを当てます!

これらの機能がシステムの性能とユーザー体験にどのような影響を与えるか紹介します。

4.負荷分散の方式はこれだ!静的と動的

サーバ負荷分散には、いくつかの方式があります。

特に静的(比率、ラウンドロビン)と動的(最小コネクション数、最短応答時間)の違いを探ります。

それぞれの方式が特定のシナリオでどのように効果的に機能するかを解説しますよ。どのようなニーズに対して、どのような方式を選ぶのかを知ることにしましょう!


はい、以上4回の記事でサーバ負荷分散の仕組みがきっと分かるようになります。

では、次回お楽しみに!

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