【Airtable】論理和関数:IF関数と組み合わせるのがミソでした
Airtableの関数シリーズ、今回は、「論理和関数OR」です!
「前回と同じか~?😑」
いや、前回は、「論理積関数AND」です。前回は、掛け算(積)で、今回は足し算(和)です。
何が違うって、論理和関数は、引数となる論理式のどれか一つでも満たせば、真(True, Airtableでは1)としてくれる「優しい」関数です。一方、論理積関数は、引数となる論理式が一つでも満たせなければ、偽(False, Airtableでは0)とする「厳しい」関数です。
とはいえ、、、論理積と論理和は、式の書き方が似ているので、さらっと行きましょう!
「でもさ~、論理積も論理和も1とか、0とか値が戻ってくるけどさ。だからなんなのよ~🤔」
そうっすね。。。では、論理和関数と論理積関数を活かすために、IF関数とのコンビネーションも確認しましょう。論理系の関数は、IF関数と相性がいいのです。
よし行ってみよ~!
Excelの場合
今日はExcelから見てみますか!例として、学生3名の3教科のテスト結果を用います。どれか1教科だけでも、満点(100点)であれば、Trueと判定したいとします。次のテーブルの右端の列がそれです。
入っている数式は次の通りです。
Excelでは、論理和の式は次のように書きます。
論理式の少なくとも1つ満たせばTRUE(そうでなければFALSE)という値を返してくれます。
以上、ExcelはOKですね。
Airtableの場合
Airtableでは、どうでしょうか。上の例と同様の評価を右端のフィールドでしています。「1」と「0」がありますが、1は真で、0は偽でしたね。
Fomulaフィールドの設定は、どうでしょうか?各フィールドが100と等しいという論理式が入っています。一つでも満たせば、「1」というわけです。
式の書き方を確認します。Excelと同じですね。。。先頭の=を除けば😅
以上がAirtableの場合です。が、これで終わらせては、「どう使うのよ~。1とか0とか分かりにくいだろ~😑」となるのは、火を見るよりも明らかですね(あ、本当に火を見たら119番ですよ~😆)。
IF関数と組み合わせて、人間にも分かりやすく
Airtableをデータベースとしてアプリケーションを使うならまだしも、Airtable単体をスプレッドシートとして使うのなら、戻り値(1と0)を分かりやすい形に転換しないといけないですね。
どうするかと言えば、先ほど触れたように、IF関数を使います。IF関数は、次のように式を書くのでした。
さあ式の中の、どこで論理和(や論理積)を使うと思いますか?そう、「論理式」ですね!IF関数の中に、「論理和」を埋めてやるのです。
次のフィールドの例では、論理和が「1」なら、「満点か!スゴイな」が表示され、「0」なら「気にすんな」と表示されています。
フィールドの設定は、次の通りです。
はい!これで実用的になったでしょ!ちなみにExcelでも同様です。ほらね、下の通りです。
よし、これで真偽値(True/False、1/0)で表示して、「何これ?」と共同編集者に言われることはなくなりましたね~😄。
めでたし~めでたし~?
では、ビーダゼーン!
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