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短編マンガのキャラ名をどう決める?難しい名前は厳禁!

こんにちは、Shinyaです。

短編マンガを作るとき、キャラの名前を決めるのって大事ですよね。

読者に覚えてもらいやすい名前をつけると、もっと作品に引き込んでもらえるはず。。

今回は、親しみやすい名前(フルネーム)のつけ方やそのコツについて話したいと思います。

もし名前が覚えにくい場合、読者にどんな影響があるのかも説明するので、ぜひ参考にしてください。

 名前は「読める」「覚えやすい」が基本

マンガのキャラには、「読める」「覚えやすい」名前をつけることが大事。

要するに、どこかで聞いたことがある名前です。

「そんなの当たり前じゃん!」って思うかもしれないけど、ものすごく大事だと思う。

 

もちろん、世界観としてあえて「難しい漢字」「聞きなれない言葉」「変わった名前」を使うのを否定しない。

でもそれなら名前には「ふりがな」を振るなどして、誰でも「読める」よう配慮しておきたい。

読めない名前の弊害

ここまで「読める名前」を強調したのには訳があります。

ある小説を読んだときのこと。

その小説には登場人物が10数人いるんだけど、名前がものすごく難しい。難しい漢字を使っているうえ、その読みも難しい。そしてふりがなが振ってあるのが、巻頭にある登場人物ページだけ。私は本文を読みながら読み方が分からなくなり、何度も登場人物ページを読み返すことになった。。

マンガの場合は絵があるから、名前が分からなくても、読者はなんとかストーリーを理解できる。

でもどちらにしろ、難しい漢字は読者にストレスを与えてしまう。

しかも読者が感想をコメントしようにも、通常の日本語変換では入力できなかったり、漢字が分からなかったりすると、登場人物の名前が書けない。

かろうじて入力できたとしても、今度はその感想を見た人が名前を読めるのか??

読めない名前の弊害って、相当なものです。

名前の決め方

では、ここからは覚えやすい名前の決め方です。

たとえば、16歳のキャラの名前を決めるときには、16年前の「赤ちゃん名前ランキング」を見る。

この方法なら、16歳に多い一般的な名前を見つけられる。

メジャーな名前は耳なじみが良く、覚えてもらいやすいメリットがある。

16歳に実在する名前だから親近感も沸くはず。

 

前作「転校生は一人暮らし」ではクラスメートが16歳という設定だったので
2008年の「赤ちゃん名前ランキング」30位以内から採用しています。

  • さくら(8位)

  • 七海(9位)

  • ひなた(24位)

  • 真央(27位)


漢字かひらがな、どちらにするか?

キャラの名前を漢字にするか、ひらがなやカタカナにするか?

これも「読みやすさ」重視なら、ランキングからそのまま採用すればいいと思う。

「さくら」「ひなた」2名はひらがなだけど、意図的にひらがなにしたのではない。

ランキングでもひらがな表記だったので、そのまま採用しているだけだったりする。

あとこのマンガは中高生をターゲット読者にしていたから、小学生で学ぶ漢字を使った名前に絞っていたりする。

苗字の決め方

最後に決めるのが苗字。

苗字は実在の人物と被らないように注意して選びます。

「全国苗字ランキング」を使って、読み方が難しくない3000位~5000位くらいの苗字を探す。

そしてフルネームで検索しても、同一人物がヒットしないことを確認して決定します。

まとめ

短編マンガのキャラ名(フルネーム)の決め方を解説しました。

とにかく「読める」「覚えやすい」名前をつけることが大事。これさえ覚えておけばよいかと。

ぜひ参考にしてくださいね。


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