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20代のおおざっぱな総括

20代が終わる。

22歳で大学を卒業して、25歳でフリーランスになり、そして30歳。ずっと好き勝手に行きたい方角へ、流されていった。ほんとうに好き勝手にやったと思う。

大学が楽しかった。引っ込み思案なところが直ったのは東京に出たからだと思う。何もかも両親にやってもらってた高校生までとは違って、自分で生活しなきゃいけなかった。それが楽しかった。どこにでも行けるし、何でも作れる。自分で人生をコントロールできるんだ!と発見して、興味のあることは次々に試していった。ゼミで得たもの、学外の活動で得たもの、バイトで得たもの。あらゆることが血肉になって今に至る。ここで得た友人とは一生の付き合いになると思う。

就活をせず大学を卒業した。まずはバイトでウェブの制作会社に入った。ここでの経験が今のベースになっている。ひたすらにウェブを作った。5分単位でスケジュール管理される更新作業。憧れていた私服での仕事。今では考えられないけど、夜23時までは当たり前で、名前を聞いたことのあるクライアントの仕事もたくさんやった。この制作会社のデザインが好きで、仕事はいくらでもやれた。3年やってフリーランスになれるようだったら辞めようと決めて、3年で辞めた。楽しかったし、一緒に働いていた人とは今でも仲良しだ。

そしてフリーランス。フリーランスになりたての時期はbudoriという秋葉原にある会社でいろいろ挑戦させてもらった。いきなりのビッグプロジェクト。社員でないのに小笠原への社員旅行にも連れていってもらい、これはいまだに稀有な体験だったとたまに思い出す。budoriで得た自信が、フリーランス生活を支えているのを日々感じる。

そのほかも好き勝手で、長野との二拠点生活もした。LODECという会社がシェアハウスをやっていてお世話になった。それはあんまり続かなかったけど今でも仕事をさせてもらったり、遊びに行ったときは古民家を貸していただいたりでよくしてもらっている。特に2017年の北アルプス国際芸術祭に関われて楽しかった。

また「ぱぱとままになるまえに」というNPOにも関わらせてもらって、イベントのお手伝いや、特にフジロックへのブース出展は鮮明に覚えている。なんにせよ苗場のグリーンステージに上がって喋ったのだった。ガラガラだったけど。笑

今は、会社で働いていた頃の繋がりで知り合ったVEHICLEという会社と一緒にチームっぽく動いたり、ひょんなゲーム会に参加したり、今度からJAPAN HEALTHCAREという友人がやっているスタートアップに参画したりで、相変わらずフットワーク軽く生きている。

振り返ってみるとよくここまで動けたなと思う反面、これからもそういうふうに生きていくんだろうも思う。現状維持が怖い節があり、30代はまったく違う方向へ挑戦するだろうという気もしている。

勢いでここまで書いたけれど、つまりは関わってくれた人たちに感謝したいのです。今ここにあげた人や会社にはもちろん、そうでない人にももれなく感謝しています。僕はどちらかというと自分からアクションを起こさないほうなので日々伝わっているか不安だし... というかこれは30代の目標です。自分からアクションをする。そしていろんな人の人生にどんどん関わっていきたいです。


(僕は僕の彼女に特別な感謝をしなきゃいけないし、その気持ちがあるけど、それゆえこのnoteには書きませんでした。またどこかで。)

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